てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】君の名は。~大して面白くなかった(新海誠さんのファン歴15年です・・・)~

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うーん、期待しすぎたかな。やっと観に行ってきたんですが、そこまで面白いと感じませんでした。ストーリーの中盤で大きく物語が動き、そこから次どうなるかわからないというワクワク感と期待が膨らみ、そしてラストに向かうに連れてどんどんしぼんでいく・・・という感じでした。


新海誠さんの作品に初めて触れたのは大学生時代です。『Wind -a breath of heart -』だったかな、エロゲなんですが、このゲームのOPアニメーションを観て一気にファンになったのが始めです。2分にも満たないアニメーションであり、さらにエロゲなんですけど序盤から映像に引き込まれ、細かくカット割りされたり場面がつなぎ合わさったりした展開に目を奪われ、無機質の描写(電柱とか電車とか)や光と影の表現の見事さに脱帽し、ゲームよりもOPアニメーションだけ毎回観ていました。


そして、そのころ発表された『雲のむこう、約束の場所』の舞台挨拶が福岡の小劇場であり、わざわざ新海誠に会いに友人3人と夜中車をかっ飛ばして行ったことを覚えています。初めてお会いした新海誠さんに伝えることができたOPアニメーションの素晴らしさ、感動でした。そしてパンフレットにサインしてもらい、一緒に写真を撮りました。あの頃の写真、もう無いんだよなぁ・・・


といった古くて濃いファンではあるんですが、君の名は。』は一般大衆受けを狙ってるというか、細かい風景の描写が弱いなぁというところとか、ストーリーが中盤からラストに向かう辺りの無理矢理感が気持ち悪いというか、なんというかあんまり好きになれなかったんです。ファンすぎるから厳しい目で観ちゃってるか、自分の好きな新海誠さんがみんなに知られてしまった、という寂しさというか、あんまり楽しめなかったのは事実です。


でも、全く面白くなかったというわけではなく、そこそこ楽しめたという感じです。ここまで大きくヒットするとは思えない作品ですが、何回か観たら印象が変わるのかもしれないですね。次はBDかな。



君の名は。(通常盤)

君の名は。(通常盤)

【映】きんいろモザイク Pretty Days ~金髪は空気でしたが・・・~

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TVアニメの1期、2期を全て観てる方ならかなり楽しめると思います。あと、主演声優さんのことが好きなら余計に楽しめるんじゃないでしょうか。


映画自体は結構短く50分くらいだったかな? 5人のメインキャラクターが和気藹々と日常を謳歌する的な内容です。ただ、今回のお話は綾中心の過去回想。中学生時代に綾が転校してきてからどうやって友だちになったのか?そして高校を選んで受験して・・・というお話。


TVシリーズはギャグ展開満載だったけど、映画は結構感動的というかメインが真面目な内容だったので個人的には楽しめました。金髪以外の3人の絆の強さというものが活き活きと描かれていて少しホロリと来る場面も・・・いやぁ、いい映画でした。


と言った感じで3人がメインなので、金髪2名はそんなに前に出てきてませんでした。カレンは後半に見せ場が多少あるのでまだ良いものの、アリスははっきり言って空気のような存在になってます。忍と金髪ハァハァ絡みを多少期待していましたがあんまりなかったですね。


あと、映画に出てくる黒板の文字やエンドロールに書き込まれた落書きの数々、主演声優さんが描いたものだと舞台挨拶で言っていたので、アニメ本編だけじゃなくそれらを探すっていう楽しみ方もできました。


なので、完全にファンのための映画となりますね。きんいろモザイクが好きな方、Rhodanthe*が好きな方はぜひぜひ観に行くことをオススメします!


Happy★Pretty★Clover

Happy★Pretty★Clover

人間関係は嫌な人を徹底的に切ることで上手くいく

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とある人と上辺だけは好意的に振る舞っているが、一旦その人と離れれば悪口や批判ばかりする人。。。たくさん見てきました。私からすれば、そもそも上辺も好意的にしなければいいのになと思うんですが。


私の人間関係は非常にシンプルです。「嫌な人と付き合わない」たったこれだけです。そして嫌だなぁと思った人とは距離を取ります。連絡しない、会わない、話さない、無関心になるだけですね。私の特技は人間関係を一瞬のうちに無かったことに出来ることです。バッサリ切ることができるんです。冷たい人間だと思われるかもしれませんが、結構しっかりと実践しています。多くの人と出会い交流することが出来る今の世の中でストレスを最小限にして生活していきたければ、最も負担の大きい「嫌な人との交流」を限りなく無くせば良いと思っています。


こういった行為を可能にするためには、「みんなに好かれたい」願望を無くすことが必要です。多くの人は「嫌われたくない」という気持ちがなぜか強いようで、こんなことを言ったら嫌われるかも、こんなことしたら不快に思われるかも・・・と心にブレーキを掛けてしまい尖った意見や本当にやりたい要望を言うことなく我慢してしまいます。


しかし、そんなことで壊れてしまうような人間関係なら初めから無い方が良いと私は考えています。言いたいこと、やりたいことを言い合えないような人間関係のどこが良いのか分かりません。どちらか一方、チーム内で自分だけが我慢して成立するような関係って私にとってはかなりのストレスです。


私は大学2回生までこんな人間関係を維持してきたんですが、本当に毎日辛かったですね。嫌われたくない、仲間外れにされたくない、、、とある種強迫観念とも言えるような強烈な恐怖心があったため、無理して我慢して傷つきながら関係を維持していました。でも、ある日なぜか開き直りこういう人間関係を全て清算したんですよ。こういう仲間と距離を取り付き合いを一切辞めました。


するとどうでしょう。毎日が驚くほど楽しくなりました。大学へ行くことが本当に楽しくなったんですね。そしてお互い言いたいことを言い合える友人も出来ました。ストレスを一切感じない人間関係を作ることも出来ました。人付き合いってこんなに楽しいものなんだと驚く日々が目の前に広がりました。


このときの教訓が今回のブログのタイトルです。人間関係は嫌な人を徹底的に切ること、勇気を出してストレスの元をぶった切ること。その行動がより良い生活を生み出してくれるんだと私は確信しています。たとえすぐに新しい人間関係を作り出せなくても、マイナスがプラスマイナス0になるのだから前進していると言えます。それだけでも大きな進歩です。


だからこそ人間関係はシンプルに考えることを私は強くお薦めしたいと思っています。






女子の人間関係

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【映】劇場版アイカツスターズ 〜大人が観ても最高に楽しめる!〜

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※ゲームやってません
※TVアニメも観てません

↑こんな状況で観に行ったのですが、かなり楽しめました。


可愛い女の子たちが夢に向かって頑張る姿、時には衝突し落ち込んだり悲しんだりするけど、それでも最後には気持ちいいくらいのハッピーエンド、感動でした。


この映画は、前半がアイカツ、後半がアイカツスターズという2部構成。1部は完全なギャグ回でたくさんキャラクターが出てきますね。TVアニメを見たことが無いので全くわかりませんでしたが、バカバカしくも笑えるこういうアニメ大好きです!


後半のアイカツスターズは、S4と同じステージに立つためのオーディションをペアで受けることになったものの、ゆめちゃんとローラの間にある確執が・・・と目を話せない展開でした。展開自体はよくあるありがちな内容でしたが、落ち込んだり頑張ったりする姿が可愛いかった・・・


最後は圧巻のステージ!この映像を大きなスクリーンで観られるだけでも映画に行く価値がありますね。もう一回くらい観に行ってもいいかも。ちなみに平日の昼に行ったのですが、お客さんは結構多かったかな? 意外と大人が多かったような・・・(私含む)


というわけで、かなりオススメします!


アニメ『劇場版 アイカツスターズ!』ボーカルシングル

アニメ『劇場版 アイカツスターズ!』ボーカルシングル

TVアニメ/データカードダス『アイカツスターズ!』OP/ED主題歌「スタートライン!/episode Solo」

TVアニメ/データカードダス『アイカツスターズ!』OP/ED主題歌「スタートライン!/episode Solo」

コミケ90 前日設営参加!

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コミックマーケット90に5日間参加してきました!(前日設営とコミケ後の秋葉原合わせて5日間)


1.前日設営
前日設営は誰でも参加出来ます。設営には2種類作業があり、9時半集合の「測量」と11時半集合の「設営」がありまして、、、今回も設営から参加してきました。簡単に言うと「測量」は机を配置する場所の印を会場内に付けていく作業。「設営」は机と椅子を測量時に付けた印の場所に置くという作業。結構楽しいです。


3年ほど参加してますが、設営に行くとコミケを前日に実感できるので結構テンション上がります。なのでコミケというお祭りが好きな方は時間があれば参加されるのをオススメします。


そして設営、数千台の机を運んで設置するのは大変と思いきやそこまで大変な作業ではないんです。なぜなら参加者がたくさんいるから。なので、最悪1つだけ机を運ぶ、、、だけの参加でもいいと思います(体調優先)。私も前日まで結構せわしなく働いていたので、設営時は数台の机と椅子を運び、あとはLAWSON前でゆっくりしていました。


まぁ、私の場合コミケ仲間がたくさん参加してるので、そういった仲魔たちと再開するという目的も含まれているのですよ。だから結構マッタリ作業しました。でも今回の設営はこれまで参加した設営の中でも結構楽だったと思いました。山の日ということもあり、参加者がいつもよりも多かったのかな?


ちなみに私が設営した会場は「西3・4」。これまでずっと東館ばかり設営してきましたし、もともと企業ブースだったところが今回は初めてサークルスペースになったので設営してきました。普段目にしない光景、、、なんか新鮮です。


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そんな設営の後は友人と合流しちょっとした飲み会・・・今回のコミケ1日目には「T年M組レヴォ八先生」(TMRevolution)が来るから初参加したいと言ってた友人に色々と現実を話してきました。コミケカタログは「必ず購入」し「必ず持っていく」んだよ、と(持って行かなくても良い)。また「何時に並べば買えるかなぁ、10時会場だから1時間前くらいに並べばいい?」と聞かれたので「最低でも始発。それでも買えないと思う」と答えておきました。


いやー、素晴らしいコミケ前日でした。


P.S
・今回の設営マニュアルはおそ松さんでした。
・設営参加者のためにレッドブルを配ってくれました!


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コミックマーケット設営部ホームページ
tel-01.hateblo.jp
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コミケplus Vol.6 (メディアパルムック)

コミケplus Vol.6 (メディアパルムック)

コミケPlus Vol.1

コミケPlus Vol.1

【映】シン・ゴジラ ~庵野秀明監督のすさまじい底力を感じました~

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庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」観てきました! いやー、本当に面白かった! そんな感想を書いていきます。










※少しネタバレ?あります。











久々に人に全力で進めたい映画に出会えました。


これまでゴジラシリーズはハリウッド版GODZILLAしか見たことがなく、日本のゴジラは一切見たことがありません。なので比較とかは一切出来ません。


でも、人類が太刀打ち出来ない圧倒的な力、急激な進化と破壊行動の迫力、物語に込められた現代社会への危惧と皮肉、息をつかせないこれでもかというほどの展開の数々に感動と脱帽です。


また、映像表現も素晴らしい。庵野秀明的というかエヴァンゲリオン彼氏彼女の事情でもおなじみの独特のフォントの文字を多用する演出や、戦車の砲台回転するところにカメラを置いた写し方、移動させている椅子の上に乗せられたカメラで写す表現方法などなど、独特な「絵」の表現が観る人を飽きさせません


特に庵野秀明ファンなら、エヴァンゲリオンでも使われていたようなBGMや作戦名、シリアスなシーンなのに何か抜けている緩急つけられたセリフ回しなどに感動するんじゃないでしょうか。


ゴジラを圧倒的な主役に置きつつサブキャラクターである対策本部のキャラクター性も見事に演じられており、全体としてとても面白い映画になっていると感じました。


といろいろ書いてますが率直な感想は「めちゃめちゃ面白かった!!」


オススメです!この夏一押しの映画です!


ゴジラ

ゴジラ

【映】インディペンデンス・デイ:リサージェンス 〜内容が薄すぎる…ショボすぎるダメ映画〜

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※少しネタバレ含みます








多分、前作を見ていないと「誰?このキャラクター?」ということになってしまうと思います。ジェフ・ゴールドブラムの父役の人や前の大統領、そして前作で敵の宇宙人に掴まれて意識を失った博士などなど、キーマンがほぼ全部前作のキャラだったため、その説明が薄いので初見の方は内容がよくわからなかったのではないかと思います。


また、唐突に始まる月面でのミッションもよくわからなかったし、前作で撃退した宇宙船付近に住み着いている部族の話は意味不明でした。


特にダメだと思ったのは、前作とは比べ物にならないくらい大きな宇宙船が地球に攻めてくるのですが、アメリカ以外の各国のシーンはなくかなりアッサリと描かれていたところです。もっと言うと、とにかく大きな宇宙船と人類が激突する話とおもいきや、一部の隙間から宇宙船内に侵入するシーンがあるだけ。


最後は大きな宇宙船は放っておかれ、敵の中心(女王)が単独で攻めてくるのを撃退して終わりみたいなショボすぎるエンディングでがっかりしました。前作は全世界が宇宙からの侵略者たちに全力で挑む壮大なスケールが魅力的でしたが、今回はアメリカのほんの一部で起きた内輪の小さな宇宙戦争というんでしょうか? ホントに残念なB級映画に成り下がっていました。


壮大なスケールの映画だと思って見に行くと、ほぼ間違いなく失敗したと思うでしょう。無名の役者が出てる無駄に豪華に装飾されたハリボテだらけのB級映画と思って暇つぶしに見に行く感覚で行ってください。多分我慢できるのではないかと思います。


あと、やっぱり前作見てないと辛いですよ。見てないとホントに意味不明というか面白さ半減まちがいなしです。どうしても見たいと考えておられるなら、ぜひ前作を見てから見に行ってください!


【映】機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起 〜ガンダムを知らない方にこそ観て欲しい〜

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機動戦士ガンダムを見たことがなく、さらにORIGINもⅢが初めてです。更に言うと、初めて観たガンダムが「∀ガンダム」なので結構認識が偏っていると思います。


観に行った理由は「なんとなく」です。たまたま本屋でガンダムUCのコミックスを読んでガンダムって結構奥深いんだなぁ」と感じ、丁度ガンダム熱が高まってきた矢先に映画が開始するってことだったので思わずチケットを買ってしまいました。


行った映画館は中でも一番広い劇場なのにもかかわらずほぼ満席(9時スタートなのに)。人気の高さが伺えました。内容はキャスバル?というキャラクターの親であるジオン公国の創始者がザビ家に毒殺されたので復讐する?みたいな感じの内容でしょうか。その復讐に至るまでの過程を非常に丁寧に描いているのがORIGINなんですかね。


今回のⅢはテキサスコロニーを脱出した後、「シャア・アズナブル」としてジオン士官学校に入学してから、ザビ家の御曹司であり同級生のガルマ・ザビと共に地球連邦軍の駐留基地を制圧する「暁の蜂起事件」までが描かれています。


内容としては、シャアの文武両道なところや様々な事象に意識を張り人の裏をかいたり煽動したり人心を掌握したりする能力の高さが凄まじく際立って表現されていました。


また、ガルマ・ザビの小物っぷりや小心者だけどプライドだけは高いところは歳相応というかザビ家というジオンを支配する家系を背負うお坊ちゃんだなぁというところがかなり強調されていたと思います。ただ、シャアの親の敵でもあるわけですが、憎むようなシーンはなくむしろ机に伏せて寝ているガルマに毛布をかけてあげるような優しさもありました。なんとなくそのうち戦死するんじゃないかなぁ、と思ってしまいましたが・・・


といった映画をⅢから見始めました。ガンダムを知っていればもっと楽しめるんだと思いますが、知らなくても十分ストーリーに夢中になれました。これを機にガンダムを観ようとも思っています(ファーストってやつですかね?)。あとORIGINの1と2も。。。


ガンダムを知らない方にこそ、この映画はオススメしたいです!



<追伸>
ルウム戦役」って何ですかね?


【映】HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス〜役者陣は最高だがストーリーが最悪〜

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※多少ネタバレがあります。















いやー、期待はずれでした。期待しすぎていました。


1.ダメだった演出
前作は非常に面白く、絶妙に笑いを取れるチープさがとにかく面白かったんですよ。街中で変態仮面と偽変態仮面が戦っている周りを普通に通行人が歩いて行くシーンとか、思わず笑ってしまいました。

ただ、今作は多少予算が出来たのか、チープさが嫌味な感じになっていました。ニューヨークのビルの間をスパイダーマンのように飛び回るシーンとか無駄にCGを使った演出が、逆に前作の予算が無い中で工夫して見事に作り上げた演出をダメにしてしまった感がありました。


2.ダメだったストーリー
ストーリーがちぐはぐでした。前作は愛子ちゃんがさらわれたから助ける!そして学校も守る!という筋が通ったシナリオと、所々に挟み込まれる格闘シーンに強いボス、そして苦悩と成長が感じられたんですが、今回はそんな感動がなかったです。

まず、圧倒的に強いと思われた大金玉男が途中まではいい味を出していたんですが、最後の最後のシーンがまさか!?と思えるくらいのあっけない幕引き。今回の敵役の真琴正も唐突に現れて唐突に愛子ちゃんにアプローチし唐突に去って行きました。

なんというか、変態仮面の強さや変態的な技の数々、敵達との激しく変態的な攻防が無かったので面白さを感じられませんでした。


なんか前作前作とかなり比較していますが、前作は偽変態仮面に本気で負けかけるけど最後にはなんとか勝つというストーリー展開、そして端々にある変態的な演出な数々に惚れ込みましたが、今作は色んな物を詰め込みすぎて結果良くわからない映画に成り下がってしまったと感じてしまいます。

確かに面白かった!変態仮面の格闘シーンは流石の一言だし、地獄のタイトロープも見れた。愛子ちゃんのパンツも堪能できたけど、ストーリーが面白くなかったのでイマイチってのが私の評価です・・・

前作を見ていない、あまりストーリーにこだわらないって方は多分楽しめます!


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【映】シビル・ウォー キャプテンアメリカ 〜ストーリーは無視してアクションを楽しもう!〜

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『シビル・ウォー』観てきました!


去年かな? 『アベンジャーズ エイジオブウルトロン』というクソ映画・・・おっと、前作や関連作品を見てないと意味不明な映画を見て後悔したはずなのに、CMの迫力とアイアンマン役の方のダンディさにキュンと惹かれてしまい見たわけです。で、結論から感想を言うと、かなり楽しめたと思います。






その理由は3点あります。



1.MARVEL作品はほぼ分からないが・・・

MARVELの作品はほぼ見たことがありません。Xメンもアイアンマンも見たことがないんです。そういえば『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』見たことありますが、MARVELだとは知りませんでした。この程度の前知識でしたので、ストーリーは無視してとりあえず素直に楽しもうというスタンスで見たんですよ。

でも、内容は単純。アベンジャーズ(アイアンマンとかキャプテンアメリカたち超人たちのチームの総称)が悪を倒す際に周りの市民や建物もぶっ壊してしまうことで、ヒーローが今度は世界から責められる。。。そして国連の管理下になるか独自で行動するか、という対立意見の中でアベンジャーズも二分してしまう。そんな二つの意見の対立という大きな枠の中で様々な細かなストーリーが走っていきます。細かい方はよくわかりません。でも大きなストーリーの流れを見始めた段階で認識できたので、十分映画を楽しむことが出来ました。

2.登場人物は最低限知らないと楽しめないかも・・・

MARVEL作品は見たことがありませんが、キャプテンアメリカとかアイアンマンはなんとなく知っています。ただ、機械の鳥の羽を背負って飛んでるキャラが滑稽だとか、巨大化や縮小化するヒーローがバカバカしいとか全身赤塗の兄ちゃんが気持ち悪いとか文句はありますが、キャプテンアメリカは頑固だけどカッコいいしアイアンマンは大人で子供なところが魅力的だったので面白かったです。

ただ、やっぱり登場人物の人間関係や特殊能力は知っておかないとより楽しむことは難しいと思います。知らなくてもノリで全然楽しめるとは思いますが・・・

3.アクションシーンの迫力は凄まじい!

冒頭からキャプテンアメリカや機械の羽を生やしたキャラ、女性で煙や火を操る?女性のキャラ等々が空を飛び敵を追ったり人が大勢いる街中を激しく走り回り戦ったりと、いきなり躍動感溢れる激しい戦闘シーンに釘付けになりました。また中盤のウィンター・ソルジャーとキャプテンアメリカの脱走劇、終盤の空港でアイアンマン派 VS キャプテンアメリカ派による大掛かりな戦いは迫力満点。これは見応えがあります。

ただ、スパイダーマンとかアントマン?などなどMARVELの寄せ集めオールスター登場っていう展開はなんか微妙。ストーリーに無理やりはめ込んでアット馬にいなくなるので変な感じがしました。


と言った感想です。ストーリーは基本的には無視していただき、なんとなく約3時間の展開をお楽しみいただければそれでいいという感じです。ただ、よくわからないストーリーではなく迫力のあるアクションに夢中になれればとても楽しめるんじゃないかと思いますよ。

結構面白いと思います。多くの人に無難におすすめできる良作でしょう!


【映】テラフォーマーズ 〜ここまで酷い映画は久しぶりだ〜

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※原作は読んでいません


ストーリー、演出、戦闘シーン、スポンサーとのしがらみなどなど全てが歪で気持ち悪いダメな映画でした。


その理由は3点あります。


1.全体的にチープ
安っぽいCGと違和感のある格闘シーン、急激に開始する火星へ行くミッションの唐突感、そしてテラフォーマー(ゴキ)の予想以上のマヌケな図体に失笑。開始20分位で帰りたくなりました。また、小栗旬演じる博士も3DCGで宇宙船内に出てきますが、艦長の方に座れるほどのミニサイズで出てきたと思ったらいつの間にか人間サイズに戻ってたり、、、こういうのは小さな妖精みたいな萌えキャラならまだ許せますが、気持ち悪いマッドサイエンティストがこんな風に演出されても失笑しかありません。


2.スポンサーとのしがらみ
冒頭シーンで火星のゴキを全て一掃する薬品を散布するシーンが有るんですが、その巨大スプレーの側面にアース製薬といった文字が入っていて急にげんなりさせられました。映画のようなフィクションの世界にリアルな企業名が不自然に入ってきたので唖然としました。LAWSONとかLet's noteとか普段行くようなお店、普段使ってるPCならあまり違和感は感じませんが、CMくらいでしか見ない商品名を火星のゴキを一掃するという特殊アイテムに描かれているのに強烈な違和感を感じます。これはダメだろ。


3.もはやギャグにしか思えない昆虫の能力
火星にいるテラフォーマーに対抗するため、ミッション参加者たちにはあらかじめ昆虫の遺伝子?を組み込む手術を受けている、という設定です。そんな昆虫の能力を発動させたあとの風貌や力を使う場面が、本気ですか?と疑うほどの気持ち悪さとえぐさ。真面目に映画を作ってるとしたら正気の沙汰とは思えない。あえてチープに作って笑いを誘うという逆説的な演出なら大成功だと思います。宇宙船の上に後ろ向きに乗って口から火を吐きジェットエンジン代わりにして飛んで行くシーンとか、手のひらから火炎放射したりとか・・・アニメなら良いんだけど、実写でやるには無理があります。バッタとかハチとかカマキリとかは見てくれは違うものの、同じような格闘を繰り広げてるだけだったので何も魅了を感じず。全編失笑でした。


この映画は、本当にノリで「絶対に外れだけど見に行くか!」という勢いで見に行ったんです。そして1つでも良いシーンがあれば儲けものだよね!という期待を持っていました。。。で、実は1点だけ良かったところがあるんです!!!


ナレーションが「池田秀一」。


テラフォーマーズ実写版。唯一良かったのはナレーションの声だけでした。本気で行かないほうが良いと絶対の自信を持って忠告できる映画です。くれぐれも失敗なさらぬようお気をつけ下さい。


テラフォーマーズ 17 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

テラフォーマーズ 17 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

テラフォーマーズ 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

テラフォーマーズ 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

【映】ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~ ~面白いが映画館で観るほどのものか?~

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※少しネタバレあります







少女マンガに出てくるような高校生の男女のありがちな恋愛模様を描いた作品です。


冒頭にいきなり「好きです!」と告白したかと思えば「なーんてね!」と告白を否定し予行演習だと一方的に告げるけど実は単なる照れ隠し、本当は好きで好きでたまらない・・・という衝撃的な展開から物語がスタートします。


でもその後はよくある少女マンガ的展開。男性キャラ4人と女性キャラ3人がメインですが、そんなみんなが恋してるけどなかなか行動できないというもどかしさを全力で描いたお話でした。


ただ、メインの女の子3キャラは可愛いし、ちょっとした仕草がグッと来る萌えポイントも満載。そんなキャラたちが見ていて恥ずかしくなるような恋の葛藤を繰り広げるんです。うーん、個人的にはこういう内容こそ映画館というよりは部屋で1人でじっくり見たい作品でした。


というわけで、キャラは魅力的だけど、内容が映画向きでないと思ったので星3つにさせていただきました。


ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~ (角川つばさ文庫)

ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~ (角川つばさ文庫)

告白予行練習 (角川ビーンズ文庫)

告白予行練習 (角川ビーンズ文庫)

【映】劇場版 響け!ユーフォニアム 〜総集編だったとは・・・〜

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※ややネタバレがあります









新しい内容ではなく、TVアニメを2時間程度にまとめた総集編です。てっきり小説の2巻の話が映像化したのかなぁと思っていたのですが、全くそういうことではなかったので少し残念でした。
(ま、そういった部分はテレビアニメの続編でやるようですが)


で、内容はアニメ1話から13話までの印象的なシーンをコンパクトに楽しめるものです。久美子の北宇治高校入学から吹奏楽部入部、顧問との衝突にマーチングの成功、あがた祭りで久美子と麗奈の仲が深まるシーンから京都府大会と進んでいきます。


冒頭のシーンから数分間は、TVアニメで見ているからといってガッカリ、、、という感じでしたが、大きなスクリーンと迫力のある音響、演奏パートの強烈なインパクトはすごかったです。さらに間々に挟まれる部員間の人間関係のいざこざや青春模様、努力に挫折、達成感、そして感動。。。映画館で観るべき構成になっていたと思いました。


うーん、内容についてもう少し深く書いていきたかったけど、TVアニメ見ればそれで内容が把握できるのであえて何も書かないでおこうという感じです・・・


まぁ、個人的には小説2巻や3巻の関西大会や全国大会、大量退部騒動の中心だった2年生の存在やあすか先輩の家庭問題等々を観たかったんですが、それはアニメ2期まで楽しみに待っています。


そんな2期までの繋ぎとしては最高の内容だったと思います。ただ、総集編ということでやや評価は低めにさせていただきました。


TVアニメ「響け! ユーフォニアム」 オフィシャルファンブック

TVアニメ「響け! ユーフォニアム」 オフィシャルファンブック

2016年春アニメの中で1話以降も見てみようかなリスト ~6作品をリストアップ~

2016年4月ですよ! アニメも入れ替わり、続々と1話が放送されました。そんな私はテレビを新しくしたのでこれまで以上にアニメを見るのが楽しみになってるんですよ。26インチから40インチへ替えまして。とりあえず「でかすぎる・・・」という違和感を楽しみつつって感じです。

 

そんなわけで、今期のアニメで1話以降もおそらく見続けるであろう作品を6作品ご紹介!

 

ふらいんぐうぃっち Vol.1 [Blu-ray]

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『ふらいんぐうぃっち』は癒やし枠ですね〜 もともとマンガを全巻読んだことがあったんですが、マンガの中の世界観そのままアニメ化できてるなぁと安心しています。新米魔女の真琴ちゃんは可愛いし、妹も可愛い。圭の雰囲気も良い感じ。この作品はとにかく内容があんまり無い雰囲気アニメなのでゆったりとした世界観さえ上手く表現できていれば良いなぁって思っています。そんなわけで、個人的には大満足、毎週楽しみにしたい作品です。

 

マクロスΔ』はキャラクターも可愛いし曲も良い、ストーリーも続きが楽しみな作品です。そして主人公のハヤテのCVが内田雄馬!BELOVED MEMORIES聞いてます! ま、そんなことは置いといて、内田真礼の弟雄馬たそが出てるってだけでちょっと嬉しい・・・

ただ、歌を歌って後方支援的なことをするだけかと思いきや、空飛んだり攻撃したりする超人集団?ワルキューレに少し違和感を感じますが、みんな可愛いしヒロインのフレイアも小動物っぽくて微笑ましいかな。今後、軍人ぽい女性キャラとフレイアとハヤテの三角関係が楽しみです!

 

『くまみこ』は可愛くてほのぼのしててちょっとHな部分もあるアニメですね。中学生の可愛い巫女まちちゃんと人語をしゃべるくまのシュールだけど微笑ましいやりとりが見ていて飽きません。ユニクロ行くだけなのに壮大な旅をしなくちゃいけない僻地に住んでいたり、都会の学校に行きたいとちょっとイライラもやもやしていたり・・・まちちゃんの境遇がシュールで面白くてなんかずっと見ちゃいます。

 

『虹色デイズ』は別に今期というわけではないんですよ。10分アニメで前期からずっとやってる作品です。なんというかなかなか話の進まない少女マンガが原作なので多少もどかしさを感じますが、主人公の夏樹が想ってるヒロインの杏奈との進まない恋愛模様、妨害する杏奈の親友のまりちゃんと生暖かく夏樹を応援する智也たち、さらには智也とまりの恋模様などなど、原作と一緒に楽しんでます。

ホント、少女マンガってなかなかくっつかないですよね。くっつきそうだなぁというシチュエーションになってもなにかネガティブなイベントが発生し告白するテンションじゃなくなる的な話になりがちです。でも、そんな内容に耐えることが出来るほどキャラが魅力だったりストーリー展開にドキドキできるんなら読みたいなって思うんです。虹色デイズはまさに耐えられる作品、早く続きが見たい・・・

 

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? 第1巻(初回限定版) [Blu-ray]
 

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』ラノベ原作のぬるめでハーレムモノな作品です。主人公1人が男で、その周りに巨乳天然、ツンデレ、生徒会長、誰とでも仲良くなれる優等生、サバサバ教師といった教科書通りのキャラクターが出てきます。ただ、他のアニメと違うのは、主人公のことを強烈に好きな巨乳天然と、心配したり時には応援したりする周りの面々、という構図なんですね。そして、他の女と仲良くしていると、ヤンデレ風に主人公に詰め寄るわけで・・・そんなシチュが好きなら結構楽しめると思います。ただ、ネトゲ用語は少し知っておく必要があるかな?

 

とんかつDJアゲ太郎【期間限定無料】 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
 

『とんかつDJアゲ太郎』は最高です! 渋谷のとんかつ屋の息子揚太郎がお弁当の配達を頼まれ向かった先がクラブ。出前のお礼に中へ入れてもらったら、DJのサウンドに大きな衝撃を受ける揚太郎・・・このビートはキャベツを刻むビートと同じだ!? とんかつ屋とDJは同じなのか!? DJが一瞬とんかつを揚げるオヤジの姿に見えた!!?? 豚をアゲるか客をアゲるかに大した違いはねぇ!!

努力・友情・勝利、すべてが詰まった青春ストーリー、ぜひぜひお楽しみください!!

 

といった6作品が今気になっているアニメです。まだ全作品チェックしたわけではないのでどうともいえませんが、今月はとにかく食わず嫌いせずいろんなアニメを見てみようと思っています。

では!

【映】劇場版ガールズ&パンツァー 4DX ひゃっほー最高だぜ!

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チケット争奪戦に勝利し、豊洲のユナイテッド・シネマの最前列で4DX観てきました!!!


いやー、最高でした! ガールズ&パンツァーと4DXとの相性は最高。序盤の交流戦? で感じる砲弾の重低音と砲撃された時に感じる衝撃が座席の揺れで激しく感じます。さらに、後ろから撃たれたら背中にチクチク衝撃が走り、さらに足元までもバチバチダメージを感じます。


また、一番感動したのが大学選抜との試合中雨が降り霧(煙幕)が出るのですが、そのタイミングで雨が本当に降ってきました。さらに映画館前方から白い煙幕も出てくるんです! スクリーンが見えなくなるほどの演出、これは興奮しましたね。


興奮といえば序盤の試合が終わった後みんなで温泉に入るシーンがありますが、その時に映画館の上からシャボン玉がたくさん降ってくるんです。水が出るわシャボン玉は降ってくるわ戦闘シーンが多いので常に座席が振動するわで本当に映画の中に入りこんだような感覚になりました。


そして一番すごい場面はやっぱり最後のみほ、まほと愛里寿との戦闘シーン。BGMが切れ遊園地中央のフィールドを縦横無尽に走り回り互いに打ち合う場面は凄い。戦車の中で必死に足掻いているような気分を味わえます。


多分BDが発売されても4DXは別物、というかアトラクションとして何度かまた観に行きたいなと感じました。映画の新しい遊び方4DX、いろいろな作品で楽しんでみたいと思います。。。


「ガールズ&パンツァー 劇場版」ドラマCD5

「ガールズ&パンツァー 劇場版」ドラマCD5