てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【組】新社会人の皆様へ一言 ~自分に甘いことは悪いことではない~

心に火をつける 名経営者の言葉 (PHPビジネス新書)

心に火をつける 名経営者の言葉 (PHPビジネス新書)


偉大な経営者の本や世界的なトップコンサルタントの講演、著書では大抵こんなことが書かれています。「社会人たるもの、若いうちだけでなく常に自分に厳しく能力を高める努力を惜しまないことだ」といった話です。


確かにこの意見はまともで正しいと思われます。仕事だけでなくプライベートの様々なことを実行する際、妥協せず諦めず多少苦しくても徹底して取り組むことはある意味能力を高めるための近道かもしれません。また、資格試験勉強や英語学習などを行う際は、多少苦痛でもまとまった時間を使いやりきる必要があります。自分に厳しく行動することで目標も達成しやすくなりますし能力面も高まりそうです。


しかし、本当にこの様な姿勢が常に正しいのでしょうか。私は全く逆の立場を主張したいです。どういうことかというと、もっと自分に甘く自分に素直に生きてみることは重要だってことです。自分に正直に生きない人生なんてつまらないと思いませんか?


私も社会人に成り立ての頃は「自分に厳しくすることこそが社会人である」という認識を持っていました。いわゆる意識高い系です。しかしそういう認識を持ちながら常に緊張感を持ち、組織や上司から提示されるある意味理不尽な主張も受け入れ、やりたいことや様々な欲求を抑え込んでいたらどんどん体がおかしくなっていった経験があります。


就職活動においても「自分のやりたいこと」を追求するのではなく「収益性の高さ・成長できる環境」という軸で仕事を探していたため、肉体的、精神的にギャップを感じ体の不調が出てきたのかもしれません。もっと自分に甘く動いていたらなとある意味反省しています。


「自分に厳しくする」ことは日本人の大好きな美徳です。気持ち悪いよね。でも、こういう目標を掲げることで自分もそうですが周りも好ましく感じてくれます。でも、この様な美徳を追求することで自分の体をおかしくしてしまうことは非常にもったいないと思います。


最も大切なことは精神的肉体的に「健康」であることです。それ以上に大切な物なんてありません。日本人の考える「自分に厳しくする」水準はものすごく高いので、多少自分に甘く、自分に優しく行動してみても良いのかなって思います。


これから始まる社会人生活。厳しさだけでなく甘さを持ちつつ動いてみてください。今理解できなくても、10年後くらいにはここに書いてることがある意味正しいかもって感じると思いますよ。


夢に日付を!(あさ出版電子書籍)

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社長 渡邉美樹 [DVD]

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きみはなぜ働くか。(日経ビジネス人文庫)

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【主】根拠なく判断する人たちの気持ち悪さ



結婚はすべきだ! 放射能は怖い! 豆乳は体にいいから飲め!・・・ 等々いろんなマスメディアによる主張に汚染されてしまい、自分の意見を持たず、マスメディアの意見の根拠を全く調査せずに人に勧めたりする人が周りにたくさんいます。


ではここで質問です。なぜ、豆乳は体にいいのでしょうか? 具体的にどういう成分が体にいいのでしょうか? また、放射能も具体的にどんな怖さがあるのでしょうか? 結婚しなければならない理由を感情論以外で論理的に話せる人はどのくらいいるのでしょうか?。。。


私は上記質問に説得力を持たせた意見を言える人に出会えたことがありません。例えば結婚。しろしろ!と馬鹿の一つ覚えのように言ってくる人は周りに確実に増えてきます。しかし、その理由を聞くと「結婚しなくちゃいけないから」「普通はするよ」「周りもみんなしてるんだからすべきだ!」というよくわからない意見ばかり。「結婚しなくちゃいけないから」という「must」は何か法律で定められているからする必要があるのでしょうか。否、そんな法律は日本にありません。


未婚状態が法律違反なら30代男性の3割以上は法律違反者です。「普通はするよ」「周りもしてるんだからすべきだ!」という理由は意味不明です。まず「普通」がわからない。日本人の平均? 自分の周りの平均的な思考? それとも全世界的に意見を収集した結果最も多かった意見でしょうか?


そう、「普通」という言葉は全く意味がないんです。だから「普通はするよ」と言われても相手と自分の「普通」の認識が同じでない以上、お互いが相手を「異常」だと考えるはずです。「周りもみんなしてるんだから・・・」という意見は日本人特有の同質性バンザイ症候群です。人がしてるから私もやる、みんな買ってるから私も買う・・・うん、気持ち悪い。私だったら「周りのみんながやってる」のであれば「自分はやる必要ないじゃん、だって周りみんなやってるんだから」と考えます。


放射能についてもそうです。おそらくテレビでイメージ映像やチェルノブイリ、スリーマイル原発の映像、健康被害等を繰り返し見させられたことで洗脳され「放射能=悪いもの」と根拠がないけど本気で怖いものだ、と思ってしまっているんでしょう。自分で調べたり、WTOなどのメッセージをしっかりと読んで自分で考え判断し、物事を判断することを放棄しているんです。


豆乳も同じだと思います。私は、豆乳っていうあんなほろ苦い液体なんて美味しくないし気持ち悪い、と思っています。また、栄養素や料理に使用した場合に摂取できる体に良いとされる成分が本当に高いのか疑問にすら思っています。テレビでのイメージは所詮スポンサーありき、視聴率ありきの放送です。だからこそ、自分で情報を集め、調べて意見を持ち、豆乳を摂取するかどうか判断することが正しいと思っています。てなわけで、興味がわいたら調査しようと思っていますがあんまり興味が無いから放置かな・・・


というわけで、根拠と自分の意見をしっかり持ち相手に自信を持って意見できることが重要であり、わからないことは「わからない」というスタンスをしっかり持つことが相手に対する最低限の礼儀だと私は考えます。根拠はないけどなんとなくやれ、とかみんながやってるからやるべき、とかいう人にはならないでくださいね~!


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【映】劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール- 〜凄まじく面白かった〜

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いやー、これは面白かった!


エンタメアニメ映画としての完成度はかなり高く、物語、人間関係ドラマ、ヴァーチャルな世界の映像表現、そして圧巻の戦闘シーン等々素晴らしかったです。ソードアート・オンラインをこれまで観てきた人も観たことがない人も、そして小説しか読んだことがない人へもオススメしたいです。


ただ、若干?という展開や最後の戦闘シーンがご都合主義展開だったのが少し残念だったので星を4つにしています。


1,物語
綺麗にまとまっていたと思います。事件が起こって、その事件が過去の事件とリンクしていて、敵味方それぞれ強い思いがあって、、、そして最後は大団円。爽快で且つ見ごたえがあり、さらに感動までしちゃうストーリー展開。こういうの大好きです。また劇場に足を運びたくなる面白さでした。


キリトやアスナリーファシリカシノン、クライン、エギルと多少出番の大小はありますが、それぞれに見どころがありました。また、初期のソードアートオンラインの内容をかなり出したストーリー展開だったので、なんというかまたTVシリーズをじっくり観たくなるというか、あの裏側ではこんなことが起こっていたのか・・・と思わせられるシーンもあり、なんか良かったです。


圧倒的な力を持つ新キャラ、裏で暗躍する茅場晶彦的存在等々、最後まで目が離せない場面の数々に驚きと感動が押し寄せてきます。あわよくば、記憶を一度空にしてもう一度映画を観に行きたいですね。


ただ、若干キリトが後ろ向き、消極的なところ、あまりアスナと踏み込んだイチャイチャを見せなかったところが残念。そして、最後の戦闘シーンが・・・詳しくは書きませんが、個人的には違和感でした。


2.演出・映像
バーチャルな世界と日常の世界を主人公たちの目線で表現する演出はかなり良かった!バーチャルなシーンになると普段の世界にカレンダーが現れたりメッセージの着信が表示されたり、、、将来こういう日常が我々の世界にも出てくるんじゃないかと期待させられる未来像が面白い。私もこの世界に入り込みたいなぁ。


そして戦闘シーンは圧巻!キリトたちの戦闘はスピード感あふれる攻防が魅力だし、敵側の攻撃の重厚感はお腹にズシンと来る重さを感じるし、、、ぜひとも映画館でもう一度観たいですな。


4.音楽
こればかりは印象が薄いんですよ。TVシリーズで使われていたようなBGMは結構好きなので良いんですが、途中途中で挟まれる挿入歌がなんというかショボいというか聴き応えがないというか、残念でした。エンディングのLiSAもなんか無理やりキャスティングしたの?と思える違和感。戸松遥でいいじゃん!と私は思ったんですけどね。


とまぁ、色々思うところはあるんですが、かなり面白いアニメエンタメ映画なので、劇場で観ることを強くオススメします。あ、そういえば入場者特典はポストカードでした。映画版衣装のキリトとアスナが描かれていました。2周目もなんかあるみたいなので、来週も観に行こうかなぁ・・・


2017年 LIVE・イベント参加予定

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2016年はかなりたくさんのLIVEやイベントに参加してきました。日常を忘れただ楽しめる空間にのめり込む・・・良いですね~ てなわけで、引き続き2017年も色々参加して楽しみたい!と思い既に抽選応募しまくっているところです。



<2017年1月>

3日・4日
T.M.Revolution(日本武道館)

9日
バトルガールハイスクール 大神樹祭(舞浜アンフィシアター)

28日
ワルキューレがとまらない(横浜アリーナ)

29日
1000ちゃんイベント 白石稔・新田恵海・洲崎綾(アニメイト)
水樹奈々(代々木第一体育館)


<2017年2月>

12日
芸能人はカードが命(サンシャインシティ)
COMITIA 119(東京ビッグサイト)
every♥ing! Fantasia-Show 2017 ~Lesson2 Sweet 19 Dream~(品川ステラボール)


<2017年3月>

5日
KING SUPER LIVE 2017 TRINITY(日本武道館)

12日
アイドルマスターミリオンライブ(日本武道館)


<2017年4月>

30日
山崎エリィ(チケット買えれば)


<2017年5月>

12日
fhana(Zeppダイバーシティ東京)

13日
T.M.Revolution(さいたまスーパーアリーナ(チケット買えれば))



5月までで参加決定してるもの、これから購入するものをまとめました。うーん、結構たくさんあるなぁ。でも色々参加してきて思うのは、良いイベントはあれどそんなに良くないイベントってやっぱりあるんですよね。今年行った中だと「バトルガールハイスクール」のイベントは進行グダグダでどうなんだ?と思うくらいでしたが、最前列だったのでそんなことは置いといてかなり盛り上がれた、ということもありました。


また、LIVEで一部の熱狂的ファンがコールやMIXで場を壊す勢いのノリをやってしまう場面もあったりと、客側の問題で周りに迷惑がかかることもあるんですよね。今日行ったevery♥ing!のLIVEは凄いノリのファンが多くて少し引いてしまったのは事実(始めだけですけど)。初参加のLIVEでしたが最高に楽しめたけど。


やっぱりLIVEやイベントって、出演者だけでなく客も一緒になって作っていくものなんだよなぁって改めて感じさせられました。


今年もいろんなイベントに参加する予定です。節度を守って最高に楽しまないとね。


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バトルガールフェス 大神樹祭に行ってきました!

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いやー、アプリゲーム「バトルガールハイスクール」のイベントに行ってきました! 会場は舞浜アンフィシアター。舞台と客席の距離がかなり近く、半円形の構造なのでどこにいても舞台上がはっきり見えるよくできた会場なんですよ。声優さんやアニメのイベントがここでやるんなら結構当たりだと感じちゃいます。


イベント当日の1月8日日曜日、三連休の中日で若干曇りの様相。結構肌寒い中、舞浜というリア充しか降りることを許されない憎むべき駅で無理やり下車し、イクスピアリ?というリア充しか入ることの許されない商業施設を抜け、舞浜アンフィシアターに到着。


13時半開演だったのですが、私が着いたのは15分前。すんなり入れるかなぁ、と思っていたら開場前に長蛇の列。物販列も長蛇の列だったのですが、開演時間が迫ってるので流石に並ぶことはできず、入場列にさっさと並びました。


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会場内ホール外にはバトガのビジュアルボードやお花がたくさん飾られていました。一度LIVEやイベントにみんなでお花を出してみたい。。。


で、自分の席へ向かったんですが、いやー、まさかの最前列。最前列の席には客を入れずその後ろの席から客を入れていたため、実質最前列で観ることができました。数多く声優イベントやLIVEに参加していますが最前列は初体験! しかも舞浜アンフィシアターは舞台と客席の距離がやたら近いので、出演者のことがかなり近くで見れるんじゃないか!と大興奮。


そしてフェススタート! 一発目はあやっぺの「Believe」。いきなりソロで舞台に洲崎綾登場!近い!目の前まで来てくれて歌って踊って・・・至近距離にあやっぺ!いやー、最高でした。


歌い終わってあやっぺがはけてから、佐倉綾音と田村睦心登場、二人は司会ポジションで進行することに。ここで全キャスト登壇!ホント、出演者の多いイベントでしたよ。東山奈央、上坂すみれ、内山夕実、木戸衣吹、五十嵐裕美、内田真礼、原田ひとみ、本渡楓、下地紫野、加藤英美里・・・多い!


初めの挨拶では、キャラで挨拶したあとちょっとしたトーク。あやっぺのキャラが人気投票最下位だということを間接的にいじられたり、本渡楓と下地紫野の衣装がお揃いで可愛かったり・・・なんかイイなぁ。


次は半分のキャストで公開生アフレコ第1弾。学園祭の見回り。その後がLIVEパートでtiaraが一曲披露!洲崎綾、東山奈央、五十嵐裕美、木戸衣吹がしっとりと優しく会場を包み込みました。そして、近い!東山奈央が目の前に…クリスマスのラジオ公開録音イベントに外れたショックを払拭できるくらいの感動でした。


LIVEパートが終わったら、今回参加できなかったキャストのボイスメッセージ。雨宮天、悠木碧だったかな? 相変わらず会場を煽ってきます。。。うーん、もっとゲームをやりこめばよかった。キャラも全員知らないし、誰が演じているかそもそもわからなかったので、天ちゃんでてるんだ!?とちょっとビックリ。


ボイスメッセージ後はキャストみんなでバラエティコーナー。あやねるが気合いを入れて運動しやすい格好に着替えてきたけど、他のキャストは靴を替えるくらいの変化しか無く空回り。。。そんなあやねる可愛い。一発目のコーナーはその場でダッシュして万歩計のカウントが最も多かった人の勝ち、というやつ。


4チームに分かれて対決。あやねるが選手に選ばれたことで、一人だけ気合い入れて服装までバッチリでカラダも温まってるのでこれは凄い記録が期待できるんじゃないかと思っていたけどまさかの最下位。。。トップは最近三十路になったあやっぺでした。そして優勝者にはご褒美がある!?。。。でもご褒美はみんなの前で告白台詞を読むというもの。。。うーん、罰ゲーム。ここでやっと洲崎綾のラジオで出すような素が見れたんじゃないかな?


つづく


P.S
オープニングムービーに出てきた自動でチャーハンを作るマシーン、、、欲しい。


バトルガール ハイスクール 公式ビジュアルファンブック

バトルガール ハイスクール 公式ビジュアルファンブック

バトルガール ハイスクール CALENDAR 2017 ([カレンダー])

バトルガール ハイスクール CALENDAR 2017 ([カレンダー])

【映】傷物語 Ⅲ冷血篇 ~おっぱい以外は違和感全開・・・~

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昨年に鉄血篇、熱血篇と映画館で観て、やっぱり迫力ある大きなスクリーンと音響は最高だなぁと思いつつ3部作最後の冷血篇を公開日翌日に観てきました。


うーん、こんなもんか、というのが正直な感想。内容は小説を既に読んでるので把握はしていましたが、それらをどう表現するのかという点であまり自分の感性とは合わなかったようです。


具体的には戦闘シーンのエグイ描写です。小説ではそこまで激しいと感じなかったのですが、映画中盤の激しい戦闘シーンでは首は飛ぶし腕も飛ぶし上半身も飛ぶ・・・さらに映像がバンバン切り替わる。。。見辛い上にこんな感じだっけ?と想像していたものと違い違和感を感じました。


熱血編で出てくる3人との戦闘シーンは敵それぞれの特性や暦の弱さ、そして強さが非常にが上手く表現されていたので、今作はちょっと違和感のほうが強かったというのが正直な感想です。


あとは、変な心理描写と風景描写に違和感を感じたかなぁという感じですね。ネタバレなので具体的には書きませんが、ヘリコプターの音やスポットライト、お坊さん、、、前2作と比べて今作は「あれ?」と思うところが多かったんです。


でも、体育倉庫で繰り広げられる羽川と暦のおっぱい的なやりとりは十分エロかったし大満足の出来でした。今作の中で唯一明るいシーンだと思います。このシーンを見に来たと言っても過言ではないわけで・・・そもそもこのシーンをどうやった映像化するかってところが最も興味があったので。


というわけで全3作全て観たわけですが、1作目で若干盛り上がり2作目がピーク、3作目は消化試合みたいな感じでしょうか。連続で見れればまた違う感想になるとは思いますが。なんというか3つに分けるのではなく傷物語全部合わせて2時間半くらいの作品にしてほしかったかな。


今作の冷血篇なんて登場人物は4人しかいないし、なんというか無駄な間が多かったというか必要のない心理描写が鼻についたというか、美味しいところは2作品目に詰め込んだため3作品目に描きたいことが少なくなったんじゃない?という感じです。うーん、傷物語全部合わせて2時間半が難しいなら2つの前後編に分けて公開したほうが間延びもせずコンパクトに作ることができたんじゃないかなぁと個人的には感じています。


それでも化物語シリーズの中で一番好きな作品であることは間違いないので、BDが全部で揃ったら全て購入して部屋でじっくり見ようと思います。。。次は別のシリーズを劇場版にしてほしいなぁ。


tel-01.hateblo.jp


傷物語 涜葬版

傷物語 涜葬版

【映】ポッピンQ ~ストーリーはダメでも曲やダンスは素晴らしい!~

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かわいいキャラクター、綺麗な背景の描写、爽やかな思春期の悩みをテーマに苦悩と友情、そして将来への夢や希望と短い時間ながらも伝えたいメッセージがたくさん詰まった物語でした。


といいつつも、ストーリーはありきたりで新鮮味は無いものでした。親に反抗しイライラしたり、友達なんか要らないと孤高を重んじたり、、、いろんな悩みを持った中学3年生の女の子たちが別の世界にいつの間にか飛ばされ、そこで起きている問題を解決していく中で色々と成長する、という一見よくあるお話です。なのでストーリーはそんなに良いとは思いませんでした。


また、主人公5人のバックグラウンドをそれぞれ丁寧に描く時間的余裕が無かったのか、案外アッサリと悩みとか苦悩が流されていきました。それぞれキャラは立ってるんですけどもう少し深くみんなのことを知りたかったかなぁ。この映画は1時間半くらいしか無く、やや短かったんですよ。なので主人公クラスのキャラは3人程度にしておけばコンパクトにきれいにまとまったんじゃないかって思います。


他にも敵キャラのぞんざいな扱いが結構酷い。いつの間にか出てきて消えていた不遇なキャラクターは記憶にも残っていません。と、悪い部分を列挙すればかなり書くことができそうです。


でも、主人公たち5人は可愛いし個性豊か。ダンスシーンの迫力や綺麗さは圧巻。小さなぬいぐるみのようなキャラクターたちからも可愛いだけでなく芯があり女の子たちを導く力強さを感じました。登場人物(ぬいぐるみ?)は結構多いんですけど、それぞれが埋もれること無く活躍しているところが良かったです。


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最後はしっかりと成長し問題を解決し元の世界へ戻ってもこれまで以上に前向きに頑張っていく姿は良いもんです。こういう話、結構好きなんですよね〜 始めと終わりが良く出来てるので結果として良い映画だったような気分を味わえます。また、曲やダンスといった表現も良かったので、ストーリーがダメでも他の部分が結構いい感じだったので終わったあとはなんか良い気分だったんです。なので、個人的には星5つ満点中4つという評価です。


あ、あと、この映画見に行こうとしている方はエンドロールが始まっても帰らないでくださいね。エンドロール後に大事な場面が残っていますので! というわけで、ストーリーはあんまりですが演出やダンス、曲といったところで楽しめる良作です!


ポッピンQ

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FANTASY(DVD付)

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劇場アニメ「ポッピンQ」オリジナルサウンドトラックセレクション

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1000ピース ジグソーパズル ポッピンQ(51x73.5cm)

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【映】君の名は。~大して面白くなかった(新海誠さんのファン歴15年です・・・)~

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うーん、期待しすぎたかな。やっと観に行ってきたんですが、そこまで面白いと感じませんでした。ストーリーの中盤で大きく物語が動き、そこから次どうなるかわからないというワクワク感と期待が膨らみ、そしてラストに向かうに連れてどんどんしぼんでいく・・・という感じでした。


新海誠さんの作品に初めて触れたのは大学生時代です。『Wind -a breath of heart -』だったかな、エロゲなんですが、このゲームのOPアニメーションを観て一気にファンになったのが始めです。2分にも満たないアニメーションであり、さらにエロゲなんですけど序盤から映像に引き込まれ、細かくカット割りされたり場面がつなぎ合わさったりした展開に目を奪われ、無機質の描写(電柱とか電車とか)や光と影の表現の見事さに脱帽し、ゲームよりもOPアニメーションだけ毎回観ていました。


そして、そのころ発表された『雲のむこう、約束の場所』の舞台挨拶が福岡の小劇場であり、わざわざ新海誠に会いに友人3人と夜中車をかっ飛ばして行ったことを覚えています。初めてお会いした新海誠さんに伝えることができたOPアニメーションの素晴らしさ、感動でした。そしてパンフレットにサインしてもらい、一緒に写真を撮りました。あの頃の写真、もう無いんだよなぁ・・・


といった古くて濃いファンではあるんですが、君の名は。』は一般大衆受けを狙ってるというか、細かい風景の描写が弱いなぁというところとか、ストーリーが中盤からラストに向かう辺りの無理矢理感が気持ち悪いというか、なんというかあんまり好きになれなかったんです。ファンすぎるから厳しい目で観ちゃってるか、自分の好きな新海誠さんがみんなに知られてしまった、という寂しさというか、あんまり楽しめなかったのは事実です。


でも、全く面白くなかったというわけではなく、そこそこ楽しめたという感じです。ここまで大きくヒットするとは思えない作品ですが、何回か観たら印象が変わるのかもしれないですね。次はBDかな。



君の名は。(通常盤)

君の名は。(通常盤)

【映】きんいろモザイク Pretty Days ~金髪は空気でしたが・・・~

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TVアニメの1期、2期を全て観てる方ならかなり楽しめると思います。あと、主演声優さんのことが好きなら余計に楽しめるんじゃないでしょうか。


映画自体は結構短く50分くらいだったかな? 5人のメインキャラクターが和気藹々と日常を謳歌する的な内容です。ただ、今回のお話は綾中心の過去回想。中学生時代に綾が転校してきてからどうやって友だちになったのか?そして高校を選んで受験して・・・というお話。


TVシリーズはギャグ展開満載だったけど、映画は結構感動的というかメインが真面目な内容だったので個人的には楽しめました。金髪以外の3人の絆の強さというものが活き活きと描かれていて少しホロリと来る場面も・・・いやぁ、いい映画でした。


と言った感じで3人がメインなので、金髪2名はそんなに前に出てきてませんでした。カレンは後半に見せ場が多少あるのでまだ良いものの、アリスははっきり言って空気のような存在になってます。忍と金髪ハァハァ絡みを多少期待していましたがあんまりなかったですね。


あと、映画に出てくる黒板の文字やエンドロールに書き込まれた落書きの数々、主演声優さんが描いたものだと舞台挨拶で言っていたので、アニメ本編だけじゃなくそれらを探すっていう楽しみ方もできました。


なので、完全にファンのための映画となりますね。きんいろモザイクが好きな方、Rhodanthe*が好きな方はぜひぜひ観に行くことをオススメします!


Happy★Pretty★Clover

Happy★Pretty★Clover

人間関係は嫌な人を徹底的に切ることで上手くいく

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とある人と上辺だけは好意的に振る舞っているが、一旦その人と離れれば悪口や批判ばかりする人。。。たくさん見てきました。私からすれば、そもそも上辺も好意的にしなければいいのになと思うんですが。


私の人間関係は非常にシンプルです。「嫌な人と付き合わない」たったこれだけです。そして嫌だなぁと思った人とは距離を取ります。連絡しない、会わない、話さない、無関心になるだけですね。私の特技は人間関係を一瞬のうちに無かったことに出来ることです。バッサリ切ることができるんです。冷たい人間だと思われるかもしれませんが、結構しっかりと実践しています。多くの人と出会い交流することが出来る今の世の中でストレスを最小限にして生活していきたければ、最も負担の大きい「嫌な人との交流」を限りなく無くせば良いと思っています。


こういった行為を可能にするためには、「みんなに好かれたい」願望を無くすことが必要です。多くの人は「嫌われたくない」という気持ちがなぜか強いようで、こんなことを言ったら嫌われるかも、こんなことしたら不快に思われるかも・・・と心にブレーキを掛けてしまい尖った意見や本当にやりたい要望を言うことなく我慢してしまいます。


しかし、そんなことで壊れてしまうような人間関係なら初めから無い方が良いと私は考えています。言いたいこと、やりたいことを言い合えないような人間関係のどこが良いのか分かりません。どちらか一方、チーム内で自分だけが我慢して成立するような関係って私にとってはかなりのストレスです。


私は大学2回生までこんな人間関係を維持してきたんですが、本当に毎日辛かったですね。嫌われたくない、仲間外れにされたくない、、、とある種強迫観念とも言えるような強烈な恐怖心があったため、無理して我慢して傷つきながら関係を維持していました。でも、ある日なぜか開き直りこういう人間関係を全て清算したんですよ。こういう仲間と距離を取り付き合いを一切辞めました。


するとどうでしょう。毎日が驚くほど楽しくなりました。大学へ行くことが本当に楽しくなったんですね。そしてお互い言いたいことを言い合える友人も出来ました。ストレスを一切感じない人間関係を作ることも出来ました。人付き合いってこんなに楽しいものなんだと驚く日々が目の前に広がりました。


このときの教訓が今回のブログのタイトルです。人間関係は嫌な人を徹底的に切ること、勇気を出してストレスの元をぶった切ること。その行動がより良い生活を生み出してくれるんだと私は確信しています。たとえすぐに新しい人間関係を作り出せなくても、マイナスがプラスマイナス0になるのだから前進していると言えます。それだけでも大きな進歩です。


だからこそ人間関係はシンプルに考えることを私は強くお薦めしたいと思っています。






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【映】劇場版アイカツスターズ 〜大人が観ても最高に楽しめる!〜

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※ゲームやってません
※TVアニメも観てません

↑こんな状況で観に行ったのですが、かなり楽しめました。


可愛い女の子たちが夢に向かって頑張る姿、時には衝突し落ち込んだり悲しんだりするけど、それでも最後には気持ちいいくらいのハッピーエンド、感動でした。


この映画は、前半がアイカツ、後半がアイカツスターズという2部構成。1部は完全なギャグ回でたくさんキャラクターが出てきますね。TVアニメを見たことが無いので全くわかりませんでしたが、バカバカしくも笑えるこういうアニメ大好きです!


後半のアイカツスターズは、S4と同じステージに立つためのオーディションをペアで受けることになったものの、ゆめちゃんとローラの間にある確執が・・・と目を話せない展開でした。展開自体はよくあるありがちな内容でしたが、落ち込んだり頑張ったりする姿が可愛いかった・・・


最後は圧巻のステージ!この映像を大きなスクリーンで観られるだけでも映画に行く価値がありますね。もう一回くらい観に行ってもいいかも。ちなみに平日の昼に行ったのですが、お客さんは結構多かったかな? 意外と大人が多かったような・・・(私含む)


というわけで、かなりオススメします!


アニメ『劇場版 アイカツスターズ!』ボーカルシングル

アニメ『劇場版 アイカツスターズ!』ボーカルシングル

TVアニメ/データカードダス『アイカツスターズ!』OP/ED主題歌「スタートライン!/episode Solo」

TVアニメ/データカードダス『アイカツスターズ!』OP/ED主題歌「スタートライン!/episode Solo」

コミケ90 前日設営参加!

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コミックマーケット90に5日間参加してきました!(前日設営とコミケ後の秋葉原合わせて5日間)


1.前日設営
前日設営は誰でも参加出来ます。設営には2種類作業があり、9時半集合の「測量」と11時半集合の「設営」がありまして、、、今回も設営から参加してきました。簡単に言うと「測量」は机を配置する場所の印を会場内に付けていく作業。「設営」は机と椅子を測量時に付けた印の場所に置くという作業。結構楽しいです。


3年ほど参加してますが、設営に行くとコミケを前日に実感できるので結構テンション上がります。なのでコミケというお祭りが好きな方は時間があれば参加されるのをオススメします。


そして設営、数千台の机を運んで設置するのは大変と思いきやそこまで大変な作業ではないんです。なぜなら参加者がたくさんいるから。なので、最悪1つだけ机を運ぶ、、、だけの参加でもいいと思います(体調優先)。私も前日まで結構せわしなく働いていたので、設営時は数台の机と椅子を運び、あとはLAWSON前でゆっくりしていました。


まぁ、私の場合コミケ仲間がたくさん参加してるので、そういった仲魔たちと再開するという目的も含まれているのですよ。だから結構マッタリ作業しました。でも今回の設営はこれまで参加した設営の中でも結構楽だったと思いました。山の日ということもあり、参加者がいつもよりも多かったのかな?


ちなみに私が設営した会場は「西3・4」。これまでずっと東館ばかり設営してきましたし、もともと企業ブースだったところが今回は初めてサークルスペースになったので設営してきました。普段目にしない光景、、、なんか新鮮です。


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そんな設営の後は友人と合流しちょっとした飲み会・・・今回のコミケ1日目には「T年M組レヴォ八先生」(TMRevolution)が来るから初参加したいと言ってた友人に色々と現実を話してきました。コミケカタログは「必ず購入」し「必ず持っていく」んだよ、と(持って行かなくても良い)。また「何時に並べば買えるかなぁ、10時会場だから1時間前くらいに並べばいい?」と聞かれたので「最低でも始発。それでも買えないと思う」と答えておきました。


いやー、素晴らしいコミケ前日でした。


P.S
・今回の設営マニュアルはおそ松さんでした。
・設営参加者のためにレッドブルを配ってくれました!


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コミックマーケット設営部ホームページ
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コミケplus Vol.6 (メディアパルムック)

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コミケPlus Vol.1

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【映】シン・ゴジラ ~庵野秀明監督のすさまじい底力を感じました~

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庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」観てきました! いやー、本当に面白かった! そんな感想を書いていきます。










※少しネタバレ?あります。











久々に人に全力で進めたい映画に出会えました。


これまでゴジラシリーズはハリウッド版GODZILLAしか見たことがなく、日本のゴジラは一切見たことがありません。なので比較とかは一切出来ません。


でも、人類が太刀打ち出来ない圧倒的な力、急激な進化と破壊行動の迫力、物語に込められた現代社会への危惧と皮肉、息をつかせないこれでもかというほどの展開の数々に感動と脱帽です。


また、映像表現も素晴らしい。庵野秀明的というかエヴァンゲリオン彼氏彼女の事情でもおなじみの独特のフォントの文字を多用する演出や、戦車の砲台回転するところにカメラを置いた写し方、移動させている椅子の上に乗せられたカメラで写す表現方法などなど、独特な「絵」の表現が観る人を飽きさせません


特に庵野秀明ファンなら、エヴァンゲリオンでも使われていたようなBGMや作戦名、シリアスなシーンなのに何か抜けている緩急つけられたセリフ回しなどに感動するんじゃないでしょうか。


ゴジラを圧倒的な主役に置きつつサブキャラクターである対策本部のキャラクター性も見事に演じられており、全体としてとても面白い映画になっていると感じました。


といろいろ書いてますが率直な感想は「めちゃめちゃ面白かった!!」


オススメです!この夏一押しの映画です!


ゴジラ

ゴジラ

【映】インディペンデンス・デイ:リサージェンス 〜内容が薄すぎる…ショボすぎるダメ映画〜

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※少しネタバレ含みます








多分、前作を見ていないと「誰?このキャラクター?」ということになってしまうと思います。ジェフ・ゴールドブラムの父役の人や前の大統領、そして前作で敵の宇宙人に掴まれて意識を失った博士などなど、キーマンがほぼ全部前作のキャラだったため、その説明が薄いので初見の方は内容がよくわからなかったのではないかと思います。


また、唐突に始まる月面でのミッションもよくわからなかったし、前作で撃退した宇宙船付近に住み着いている部族の話は意味不明でした。


特にダメだと思ったのは、前作とは比べ物にならないくらい大きな宇宙船が地球に攻めてくるのですが、アメリカ以外の各国のシーンはなくかなりアッサリと描かれていたところです。もっと言うと、とにかく大きな宇宙船と人類が激突する話とおもいきや、一部の隙間から宇宙船内に侵入するシーンがあるだけ。


最後は大きな宇宙船は放っておかれ、敵の中心(女王)が単独で攻めてくるのを撃退して終わりみたいなショボすぎるエンディングでがっかりしました。前作は全世界が宇宙からの侵略者たちに全力で挑む壮大なスケールが魅力的でしたが、今回はアメリカのほんの一部で起きた内輪の小さな宇宙戦争というんでしょうか? ホントに残念なB級映画に成り下がっていました。


壮大なスケールの映画だと思って見に行くと、ほぼ間違いなく失敗したと思うでしょう。無名の役者が出てる無駄に豪華に装飾されたハリボテだらけのB級映画と思って暇つぶしに見に行く感覚で行ってください。多分我慢できるのではないかと思います。


あと、やっぱり前作見てないと辛いですよ。見てないとホントに意味不明というか面白さ半減まちがいなしです。どうしても見たいと考えておられるなら、ぜひ前作を見てから見に行ってください!


【映】機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起 〜ガンダムを知らない方にこそ観て欲しい〜

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機動戦士ガンダムを見たことがなく、さらにORIGINもⅢが初めてです。更に言うと、初めて観たガンダムが「∀ガンダム」なので結構認識が偏っていると思います。


観に行った理由は「なんとなく」です。たまたま本屋でガンダムUCのコミックスを読んでガンダムって結構奥深いんだなぁ」と感じ、丁度ガンダム熱が高まってきた矢先に映画が開始するってことだったので思わずチケットを買ってしまいました。


行った映画館は中でも一番広い劇場なのにもかかわらずほぼ満席(9時スタートなのに)。人気の高さが伺えました。内容はキャスバル?というキャラクターの親であるジオン公国の創始者がザビ家に毒殺されたので復讐する?みたいな感じの内容でしょうか。その復讐に至るまでの過程を非常に丁寧に描いているのがORIGINなんですかね。


今回のⅢはテキサスコロニーを脱出した後、「シャア・アズナブル」としてジオン士官学校に入学してから、ザビ家の御曹司であり同級生のガルマ・ザビと共に地球連邦軍の駐留基地を制圧する「暁の蜂起事件」までが描かれています。


内容としては、シャアの文武両道なところや様々な事象に意識を張り人の裏をかいたり煽動したり人心を掌握したりする能力の高さが凄まじく際立って表現されていました。


また、ガルマ・ザビの小物っぷりや小心者だけどプライドだけは高いところは歳相応というかザビ家というジオンを支配する家系を背負うお坊ちゃんだなぁというところがかなり強調されていたと思います。ただ、シャアの親の敵でもあるわけですが、憎むようなシーンはなくむしろ机に伏せて寝ているガルマに毛布をかけてあげるような優しさもありました。なんとなくそのうち戦死するんじゃないかなぁ、と思ってしまいましたが・・・


といった映画をⅢから見始めました。ガンダムを知っていればもっと楽しめるんだと思いますが、知らなくても十分ストーリーに夢中になれました。これを機にガンダムを観ようとも思っています(ファーストってやつですかね?)。あとORIGINの1と2も。。。


ガンダムを知らない方にこそ、この映画はオススメしたいです!



<追伸>
ルウム戦役」って何ですかね?