てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

結婚はしたくないが理由は特に無い

某生命保険会社がネット上でアンケートを採っていました。「将来結婚したいと思いますか? そしてその理由は?」といった内容の問いかけで、幾つかの選択肢を選んで回答するというものでした。この結果を見ると、35%の人が結婚したくないと回答しているようでした。社会人や学生、フリーターとカテゴリも分かれますが、これらの平均が大体35%位になっているようです。

 

では結婚したくないと答えた理由は何だったのか。最も多かった意見が「自由に使える時間が減る」というもの。次点に「経済力に不安があるから」とあり、その下に「趣味を重視したい」という意見や「家族を養っていく自信がない」という意見が理由として挙げられていました。

 

まとめると、結婚したくない理由は「お金」「時間」「趣味」のためでした。しかし、これらの問題をクリアすれば結婚がしたくなるのかどうかは未知数です。むしろ、クリアしても結婚したくないと思う気持ちは変わらないのではと思えるくらいです。なぜこんなことを思ったのかというと、私自身どう考えてもこの様な理由で結婚したくないと思えないからなんです。

 

まず私のスタンスを言いますと、結婚はしたくありません。理由は特に無しです。そうです。全く理由はありません。なぜならどうでもいいからです。興味がないというより「自分の頭の中に結婚というものはどこにもない」からです。

 

極端な例を言います。例えば友人や家族から「なんでスネルトゥ作らないの?」と言われたらどう答えるでしょうか。嫌いだからとか値段が高いからとか他にやりたいことがあるからとか無理して答えを作りますか。私だったら「何言ってるのこいつ?」と思ってしまいます。そして、「何か分からないので答えられない」というかもしれません。ちなみにスネルトゥというのはオランダの料理です。何かも分からない上にそもそもオランダ料理に興味を持っている人もそんなにいないと思います。

 

私にとって「結婚」とはそういうものです。最低限の知識はありますが、やったこともないし興味もないので、よく分からないものでしかないです。さらに自分にとってはどうでもいいことなので、頭の中のどの部分を見ても結婚なんてものはありません。だから、なんで結婚したくないのかを聞かれても納得してもらえる答えは一切出来ないわけです。

 

つまり何が言いたいのかというと、ここまで話を広げてよく分からないことを書いてしまうほど、結婚をしたくない理由を探すのが難しいわけです。別に自由に使える時間やお金を重視したいわけでもありません。なぜならお金も時間も有限ですから、自分が使える範囲内で自由に使えばいい話です。趣味は大切です。結婚しようがしまいが絶対に大切にし続けるでしょう。というわけで、結婚したくないランキングにあった「したくない理由」のどれにも私は該当しないわけです。

 

 

なんでこんなことを書いたのかというと、親や周りの友人から「結婚しろ」とか「結婚は良いものだよ」という変なプレッシャーやアドバイスを頂くことが多くなったからです。だから一度立ち止まり自分の頭の中を整理するためにこんな記事を書いてみました。「結婚しろ」「結婚は良いもの」という意見は理解できますし、そういう価値観を否定することは絶対にしたくありません。だからこそ、自分の価値観も否定されないよう考えをまとめた次第です。