てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

辛く苦しい思いをした対価が給料だという主張は大間違いだ

楽しい仕事なんて無い。辛く苦しい思いをした対価が給料なんだ。このようなことを言う上司や社会人に何度となく出会ったことがあります。この意見に反対を唱えるわけではありません。また、そういう考えも否定しません。

 

しかし、私はこの様な考えをする人とは絶対に仕事をしたくありません。なぜなら私は、仕事を楽しくしよう、もっと楽に終わらせよう、と常に考えているからです。私は仕事はお金を稼ぐ手段だと思っています。そして長時間や苦痛を感じながら仕事をすることは絶対避けたいと思っています。だからこそ、「面白く」「楽に」仕事が出来るようにいつも考えています。

 

では、仕事上の「面白さ」「楽さ」って何でしょうか。テレビゲームをやるかのような面白さでしょうか。それとも、何もしなくても仕事が終わっていく気軽さでしょうか。それは正解でもあり間違いでもあると思います。また、私の考える面白さではありません。

 

私は仕事上の面白さは「人間関係」と「仕組み」だと思っています。これは組織内で仕事をする場合を考えた意見です。また経験上の話でもあります。なぜこのように思うかというと、仕事の質に大きく影響してくる話だからです。

 

どんなに忙しく残業が多く激務だったとしても、仲間や上司部下との関係が良好であれば耐えられますし仕事も活き活きとこなすことが出来ます。逆に全くそりが合わないメンバーやずっと無視ばかりする上司が居るだけで仕事環境は最悪になります。どんなに仕事が楽で簡単でも、この職場は最低であり働きにくさしか感じない環境となります。だからこそ、良好な人間関係ってのはビジネスを成功へと導くために最も大切だと思うわけです。

 

しかしこの状況を作り出すために飲み会や各種社内イベントを行うことは否定します。私みたいに飲み会嫌いな人間も居ますし、みんなのプライベート時間を浸食してしまうのは申し訳ないからです。だから、せめてランチで良いものを食べる、仕事をする上で情報交換を徹底し、頻繁に褒め、メンバーの成果を自分のことのように喜べる雰囲気作りが大切だと思います。

 

これは今日から出来ます。いつも以上に褒めたり喜んだりするだけです。仕事の楽しさを引き出す仕組みとしては安易すぎるかもしれません。しかし、これが出来るだけで本当に働きやすくなるから不思議なんですよね。面白く楽に仕事をすることへの風当たりは未だに強いです。そんな風潮が無くなり、どの組織でも楽しく仕事が出来れば良いのになと思います。

 

会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本

会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本