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TEL's room.com

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

就職活動とは「ときめきメモリアル」である

採用

ときめきメモリアル

ときめきメモリアル

 

そろそろ、というかもう既に新卒の就職活動が始まっています。毎日エントリーシートを提出し、ふるいにかけられ面接へ赴き、定型的な質問に答え内定を勝ち取っていくゲームに勤しむわけです。

 

今ゲームと表現しましたが、まさに就職活動はゲームといっても良いのではないかと思うんです。むしろゲームと考えて活動する方が自分への負担が少なくなるかもしれません。辛く厳しいモノだと周りから嫌と言うほど言われてモチベーションを下げるよりはよっぽどましです。というわけで、より一層ゲームに近づけるために就職活動を「美少女恋愛ゲーム」に例えてみましょう。

 

美少女恋愛ゲームというのは「ときめきメモリアル」に代表されるゲームです。学力や運動という数値を上げ、お目当ての女性とデートを繰り返し、最終的に伝説の木の下で告白されるとクリアーになります。システムは至極単純。自分の体力とストレス値を一定に保ち、如何にして学力や運動能力を高め女性キャラとのデートで好印象を与えるかがポイントになります。これってまさに就職活動ですよね。あ、ちなみに私が好きだったキャラは詩織です。

 

新卒の就職活動は大学時代の勉強内容なんてあまり関係ありません。サークル活動やアルバイト、ボランティアといった課外活動でどんなことを学んだのかが重要な判断材料になります。そして、諸々の活動の中で抽出した「積極性」「コミュニケーション能力」「ストレス耐性」「向上心」「論理的思考力」などを無理矢理考えてアピールすることが必要とされます。

 

ここで架空の自分を客観視してパラメータを見てみましょう。「積極性:40」「コミュニケーション能力:85」「ストレス耐性:90」「向上心:20」「論理的思考力:70」。積極性や向上心は弱いがコミュニケーション能力やストレス耐性は高い。相手に自分の考えを説得することがある程度は可能。自ら仕事を創りだし、どんなことにも果敢に挑戦する力は低いが、周りと上手く関係を築き、上司からの叱責や長時間労働といった酷な環境下でも耐えることが出来る力があると見えます。

 

ここで企業研究です。企業が求める能力なんて大概は「積極性」「コミュニケーション能力」「ストレス耐性」「向上心」「論理的思考力」がある人、と求人広告に書かれています。こんな能力を全部持ち合わせている人は御社に何人いますか? と聞いてみたいくらいに過剰な能力を求められます。逆に考えると、そもそも全部の能力を持ち合わせてる人なんて滅多にいないなので、こんな能力の中から自分のパラメータの中で比較的高い物だけをアピール材料に使えば良いんです。

 

上記の例だったら、間違えても積極性や向上心についての言及は避けるべきです。こんなことをアピールしても好感度は上がりませんし、伝説の木の下に誘ってももらえません。また、上記企業がどの能力を重視しているかを分析する必要があります。相手が詩織なら全部の能力が幅広く高くないと落とせませんが、相手が虹野さんなら積極性や向上心が高ければ落とせそうですよね。伊集院さんならストレス耐性が最も必要な能力です。

 

だから、上記の例だったら虹野さんは落とせませんが朝比奈さんなら落とせるかもしれません。伊集院さんなんてメロメロです。鏡さんなんて見向きもしてくれないと思います。戦略的に自分のパラメータと企業の特性を考えつつアタックしないとエンディングが好雄の「女々しい野郎どもの詩」になるでしょう。

 

と、本能の赴くままに懐かしい記憶をたどり就職活動をときめきメモリアルに準えて書いてみました。大切なのは、自分のパラメーターがどうなっているのか、そして企業が求めているパラメーターが何なのかを把握することです。これが最も難しく私もよく分からないところではありますが、ゲームだと思ってある種気楽に取り組んでみてください。

 

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