読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

TEL's room.com

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

日本の政治家は人柄だけで決まっているような気がする

自己主張

「皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします!」と笑顔で選挙カーから体を乗り出して手を振る立候補者。衆議院選挙や参議院選挙、地方自治体の各種選挙にてよく見る光景です。具体的な実績や能力、経歴、根拠などをアピールするのではなく、笑顔や雰囲気、握手をした回数等々を競い合うよく分からない選挙の風景に激しく違和感を感じています。

 

そもそも、国政選挙や地方の選挙というのは、国のこれからの経営を担う人材を登用する重大な使命があるわけです。だからこそ、笑顔がすてきな「だけ」の人を登用させるなんてあってはならないわけです。実績や経歴、専門知識や実行力等々様々な方向から見極めて、国政、市政を担うに値すると評価できないと、重責を担わせてはいけないような気がします。

 

しかし、選挙権を持つ多くの国民にも問題があると思います。投票前日に握手をしたからその人に投票しよう、選挙ポスターが気に入ったから投票しよう、という人は大勢います。具体的な候補者の指針や政治に対する考え、それらを実行できるだけの根拠などをリサーチし、自信を持って投票している人なんて滅多にいません。

 

まぁ、候補者が大学の授業のように、具体的な政策や自分の実行力の根拠等を説明したところで多分誰も聞かないような気もしますが。また、我々が思っている以上に難しく複雑な専門的知識や政策論争をものすごく簡単に噛み砕いて選挙演説等をしなくちゃいけないので、そもそも難しい根拠の話なんてできないという現状もあるかもしれません。

 

つまり、選挙権を持っている側にも選挙に立候補する側にも双方に改善しなければならないポイントがあると思います。選挙権を持つ側はこれまで以上に選挙、政治に興味を持ち勉強しある程度自分の意見が言えるような土台を創らないと行けないのかもしれません。立候補側は握手や笑顔といった印象勝負を止めて具体的な根拠を示したうえで国政、市政を担って欲しいと思います。

 

選挙はやっぱり難しい。参加する全員が理解し動くことなんて無理かもしれません。でも、一人一人が国の今後を考え勉強し興味を持つようになれば国はもっと良くなるかもしれません。

 

日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか (中公新書)

日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか (中公新書)