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映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

高校の英語教育の目標が何か分からなかった

学び 自己主張

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉

TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉

 

私は英語が大嫌いでした。理由は小学生時代の経験ですね。強制的に行きたくもない英語塾に通わされていたため、アルファベットすら見るのが嫌になり、一時期英語を聞くだけで気持ちが悪くなるほどでした。そのため、中学生時代に徐々に英語のアレルギーを中和し、高校時代に中学生の英語の復習をして大学入試に挑んだんです。だから私の今の英語力は中学生時代で止まっています。TOEICスコアも500点あるかないかというところでしょうか(つい先日受験したらこんな感じの点数でした)。

 

そんな英語ですが、高校時代に英語教師にとある質問を投げかけてみたことがあります。簡単に言うと「英語の授業の目標って何?」。高校3年間の英語の授業を通じて学生にどうなって欲しいのかを聞いてみました。英語が話せるレベルに達して欲しいのか? 洋書を読むことが出来るレベルなのか? 大学入試に対応できるレベルなのか? それとも何も目標はないのか?。

 

結局答えははぐらかされました。しかし個人的にこの答えは何かを考えたところ「話せる」「読む」というレベルをに達することが出来るようなカリキュラムに到底なっているとは思えないので、おそらくは「大学入試」に対応できる力を育てるのが高校の英語教育なのかなって考えています。もしくは英語の先生が惰性で何も考えずに授業をしているとしか思えません。

 

ただ、授業を受ける我々にも問題はあったと思います。我々自身も英語の授業を受講し学ぶことで将来どのような能力を身につけたいのかを明確にしていなかったので、いまいち上手く授業の内容を消化できなかったのかなって思います。

 

つまり、教える側、教わる側双方が「目標」を明確にし、その方向性が一致することでより効果的な学習が実現できるって思います。現実問題こんなに上手くいくとは思えませんが「目標」をしっかりと設定することは必要です。偏差値上位校なんかは「受験のため」という目標設定を教師、学生双方が持っていると思うのであれだけ結果を残せるんだと思います。偏差値が低い高校は勉強が出来ないのではなく「何のために勉強をしているのか」が分からないから相対的に点数が低いだけなんでしょう。そこに能力的な差はありませんよ。

 

だからこそ、中学生時代から「何がやりたいか」を明確に出来るようなキャリア教育をほんの少しずつでも良いのでやっていくべきですね。目標とするキャリアに就くために必要な勉強が数学や英語だと分かればその勉強をやる意味が見えてきます。大切なのは「勉強する意味」を理解することです。私は今になってやっと「勉強する意味」が分かってきました。でももっと早く意味を見出せていれば自分の人生はまた別の方向を歩んでいたかもしれません。

 

高校教育の目標が何か分からない人が少しでも減ってくれることを切に願います。

 

英語教育が亡びるとき―英語で授業のイデオロギー

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