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TEL's room.com

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【主】選挙の結果は国民の総意である

 

きれい事を言うつもりは全く無く、今回の参議院選挙の結果を単純に冷静に見つめた結果そう思いました。

 

しかし、報道やウェブでの書き込み、ツイッター、ブログ等を見ていると必ずしもそう考える人は多くないと言うことが分かります。例えば、選挙が終わった当日にもう「絶望」している人や当選者、政党をみて「日本は終わった」と言う人は、愚かだと思う以前に可哀想な人だと感じてしまいます。もっと言えば、なんてダメな人なんだろうかと思えてしまいます。まだ、東京選挙区で出馬した泡沫候補たちの方が立派な人間でしょう。日本の未来に対し何らかの意志を持って行動しているわけですから、何もせず投票にも行かずPCの前でただ批判しかできない愚か者とは比べるのも失礼なほど立派な方々です。

 

選挙が終わり、当選者が決まった直後からやっと政治が始まるんですよ。始まってもいないのに選挙結果を嘆く人たちは後ろ向きすぎて気持ち悪いとさえ思ってしまいます。また、ワタミの元会長や元俳優、カリスマプロレスラーが当選したことで批判の嵐がウェブ上で繰り広げられていますが、当選したと言うことは民主的にその人へ投票があった、もしくは政党が支持されて選ばれているわけです。国民の意思が反映されているんです。投票していない人はそもそも投票する気のない日本のことを何も考えようとしない単なる棄権ですから意志なんて無いと判断せざるを得ません。だから、現行の選挙システムにおける選挙結果は国民の総意なんです。

 

こういう結果を受け入れられないのであれば、自ら国政の場に出るか、自分の意見と親和性の高い候補者、政党を支持すれば良いだけの話です。もし投票したい人がいないなら、自分が最も大切に思っている政策の論点が似ている人を選べばいい。全ての意見が同じなんていう候補者なんてなかなかいないですよ。有名人やタレント候補者に適当に投票するよりもはるかに有益な一票になります。

 

確かに、有名人や芸能人を票集めの道具のように使う選挙戦略は大嫌いです。しかし、こういう人が出ることで多くの人が全く興味がないであろう選挙に少しでも興味を持つことができるかもしれません。批判でも肯定でも選挙について耳にすることが多くなるかもしれません。実際、アントニオ猪木は当選後のインタビューで今後の政治活動について何も答えられませんでしたが、彼の選挙活動というパフォーマンスによって選挙へ興味を持った人は少なくないはずです。確かに政策実行能力は未知数かもしれませんが、多くの人に政治への関心を惹きつけたという功績は小さなものではありません。

 

そんな中で私も投票に行ってきましたが、支持した政党や候補者は残念ながら良い結果を出すことは出来ませんでした。しかし、その候補者の票数や政党の集めた票の多さを見て、私と同じような考えの人が多いということが分かりましたので今後より政治に興味を持っていこうと改めて思う事が出来ました。そういう意味で、私にとって実りある選挙参加だったように感じています。

 

日本の選挙―何を変えれば政治が変わるのか (中公新書)

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