てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】ジュラシック・ワールド 〜大迫力の映像表現と太刀打ち出来ない恐怖〜

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8月8日、24時よりトークイベントがあったので、その時間まで上手く待つために映画を観てきました。個人的に観たかったのは「日本のいちばん長い日」だったんですが、ちょうどいい時間にやっていなかったため前々から見たいと思っていた「ジュラシックワールド」「ミッション・インポッシブル」のどちらかを迷いつつ「ジュラシックワールド」を観に行くことにしました。


1.結論:かなり面白かった
結論から言うと、かなり面白い映画だったと思います。ストーリーは結構ご都合主義的なところもあったし、ヒューマンドラマが全体的に浅いなって感じましたが、そんな感想を遥かに上回る映像表現の衝撃や人間が絶対に勝つことのできない恐怖の描写が素晴らしく良かったため、多くの方に映画館へ行くことをオススメしたいですね。


2.ストーリー
ストーリーは大きく2つに分けられます。1つが家族や恋人といったヒューマンドラマ、もう1つが太刀打ち出来ない脅威から逃げ惑うパニックムービー。

まずは夫婦間の仲が上手くいっていない家庭の子ども兄弟が2人でジュラシックワールドの運営責任者である叔母のもとへ遊びに行く、というところから物語がスタートします。そして色々とジュラシックワールド内を見て回るのですが、その裏では品種改良し生み出した巨大な恐竜が逃げ出して・・・という展開になりどんどんパークがパニックに陥るんです。

避難発令が出されたパーク内に2人取り残される兄弟。そんな兄弟に襲いかかる恐竜の恐怖は凄まじい。ドデカイスクリーンから大迫力で攻めてきます。また、パーク運営責任者の叔母と海軍からリクルートしたオーウェンが兄弟を探しにパーク内に入るのですが、やはり逃げ出した恐竜に襲われ大ピンチに。人間が生み出した生物ではあるけど、あまりにも巨大で知能も高いため全く歯がたたない怖さはとにかく凄いの一言。ぜひ映画館で見てほしい映画ですね。

また、オーウェンが手懐けている恐竜の4匹と心を通わせる場面はご都合主義的でしたが結構感動的でもあります。信頼関係、お互いを尊敬する気持ちをしっかり醸成していたことが最後の場面に繋がっているので、このあたりもぜひ映画館で楽しんでほしいと思います。

ただ、ヒューマンドラマは結構あっさりしていました。離婚の危機にある両親の描写はほぼ無く、むしろ物語に挟み込まないほうが良かったんじゃないか?って感じる出来でした。蛇足ってやつですね。むしろ、この旅心の話をする代わりにオーウェンと叔母のラブストーリーを深めてくれたほうが上手くまとまったと思います。

いや、ヒューマンドラマ的なシーンは一切なくても良かったと思います。リアルなCGを駆使した素晴らしい映像表現がジュラシックパークの醍醐味なので、せっかくの新作なんだから恐竜たちとの戦いをもっと出して欲しかったです。

あとは、結構コミカルなシーンもあります。叔母が開き直ってワイルドな行動に出たり、オペレーションルームに勤務する男女のオペレーターの微妙な関係などなど結構笑えるんですよ。恐怖と笑い、上手くバランス良く作られているなって感じました。


というわけで、100店満点中だったら70点〜80点というところが私の評価です。映画館で観るなら損はしないと思います。ぜひぜひ楽しんでください!


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