【映】傷物語 Ⅲ冷血篇 ~おっぱい以外は違和感全開・・・~
昨年に鉄血篇、熱血篇と映画館で観て、やっぱり迫力ある大きなスクリーンと音響は最高だなぁと思いつつ3部作最後の冷血篇を公開日翌日に観てきました。
うーん、こんなもんか、というのが正直な感想。内容は小説を既に読んでるので把握はしていましたが、それらをどう表現するのかという点であまり自分の感性とは合わなかったようです。
具体的には戦闘シーンのエグイ描写です。小説ではそこまで激しいと感じなかったのですが、映画中盤の激しい戦闘シーンでは首は飛ぶし腕も飛ぶし上半身も飛ぶ・・・さらに映像がバンバン切り替わる。。。見辛い上にこんな感じだっけ?と想像していたものと違い違和感を感じました。
熱血編で出てくる3人との戦闘シーンは敵それぞれの特性や暦の弱さ、そして強さが非常にが上手く表現されていたので、今作はちょっと違和感のほうが強かったというのが正直な感想です。
あとは、変な心理描写と風景描写に違和感を感じたかなぁという感じですね。ネタバレなので具体的には書きませんが、ヘリコプターの音やスポットライト、お坊さん、、、前2作と比べて今作は「あれ?」と思うところが多かったんです。
でも、体育倉庫で繰り広げられる羽川と暦のおっぱい的なやりとりは十分エロかったし大満足の出来でした。今作の中で唯一明るいシーンだと思います。このシーンを見に来たと言っても過言ではないわけで・・・そもそもこのシーンをどうやった映像化するかってところが最も興味があったので。
というわけで全3作全て観たわけですが、1作目で若干盛り上がり2作目がピーク、3作目は消化試合みたいな感じでしょうか。連続で見れればまた違う感想になるとは思いますが。なんというか3つに分けるのではなく傷物語全部合わせて2時間半くらいの作品にしてほしかったかな。
今作の冷血篇なんて登場人物は4人しかいないし、なんというか無駄な間が多かったというか必要のない心理描写が鼻についたというか、美味しいところは2作品目に詰め込んだため3作品目に描きたいことが少なくなったんじゃない?という感じです。うーん、傷物語全部合わせて2時間半が難しいなら2つの前後編に分けて公開したほうが間延びもせずコンパクトに作ることができたんじゃないかなぁと個人的には感じています。
それでも化物語シリーズの中で一番好きな作品であることは間違いないので、BDが全部で揃ったら全て購入して部屋でじっくり見ようと思います。。。次は別のシリーズを劇場版にしてほしいなぁ。
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