【映】劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケール- 〜凄まじく面白かった〜
いやー、これは面白かった!
エンタメアニメ映画としての完成度はかなり高く、物語、人間関係ドラマ、ヴァーチャルな世界の映像表現、そして圧巻の戦闘シーン等々素晴らしかったです。ソードアート・オンラインをこれまで観てきた人も観たことがない人も、そして小説しか読んだことがない人へもオススメしたいです。
ただ、若干?という展開や最後の戦闘シーンがご都合主義展開だったのが少し残念だったので星を4つにしています。
1,物語
綺麗にまとまっていたと思います。事件が起こって、その事件が過去の事件とリンクしていて、敵味方それぞれ強い思いがあって、、、そして最後は大団円。爽快で且つ見ごたえがあり、さらに感動までしちゃうストーリー展開。こういうの大好きです。また劇場に足を運びたくなる面白さでした。
キリトやアスナ、リーファ、シリカ、シノン、クライン、エギルと多少出番の大小はありますが、それぞれに見どころがありました。また、初期のソードアートオンラインの内容をかなり出したストーリー展開だったので、なんというかまたTVシリーズをじっくり観たくなるというか、あの裏側ではこんなことが起こっていたのか・・・と思わせられるシーンもあり、なんか良かったです。
圧倒的な力を持つ新キャラ、裏で暗躍する茅場晶彦的存在等々、最後まで目が離せない場面の数々に驚きと感動が押し寄せてきます。あわよくば、記憶を一度空にしてもう一度映画を観に行きたいですね。
ただ、若干キリトが後ろ向き、消極的なところ、あまりアスナと踏み込んだイチャイチャを見せなかったところが残念。そして、最後の戦闘シーンが・・・詳しくは書きませんが、個人的には違和感でした。
2.演出・映像
バーチャルな世界と日常の世界を主人公たちの目線で表現する演出はかなり良かった!バーチャルなシーンになると普段の世界にカレンダーが現れたりメッセージの着信が表示されたり、、、将来こういう日常が我々の世界にも出てくるんじゃないかと期待させられる未来像が面白い。私もこの世界に入り込みたいなぁ。
そして戦闘シーンは圧巻!キリトたちの戦闘はスピード感あふれる攻防が魅力だし、敵側の攻撃の重厚感はお腹にズシンと来る重さを感じるし、、、ぜひとも映画館でもう一度観たいですな。
4.音楽
こればかりは印象が薄いんですよ。TVシリーズで使われていたようなBGMは結構好きなので良いんですが、途中途中で挟まれる挿入歌がなんというかショボいというか聴き応えがないというか、残念でした。エンディングのLiSAもなんか無理やりキャスティングしたの?と思える違和感。戸松遥でいいじゃん!と私は思ったんですけどね。
とまぁ、色々思うところはあるんですが、かなり面白いアニメエンタメ映画なので、劇場で観ることを強くオススメします。あ、そういえば入場者特典はポストカードでした。映画版衣装のキリトとアスナが描かれていました。2周目もなんかあるみたいなので、来週も観に行こうかなぁ・・・
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