てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】劇場版 生徒会役員共 ~面白いけど映画でやる必要はなかった~

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※アニメも漫画もOVAも全て見ている状態で映画を見に行きました。



率直な感想は「映画館で観るほどのものではない」という感じ。60分しかないし内容や演出がTVシリーズとほとんど変わらない。その上映画料金はフルプライスの1800円でした。


劇場版だし12禁(「R-12」でした。12歳以上じゃないと観ることができない)ということなので、激しい下ネタのピー音無しバージョンやモザイクがなしバージョンだったらいいなぁ、と期待しつつもそのあたりもTVシリーズと同じです。なんで映画館での公開にした?と疑問に思うほど。映画である良さやオリジナリティ、特別な演出が私は感じられませんでした。


ただ、内容はやっぱり面白い。スズのほのかな恋模様やシノとウオミーのタカトシをめぐる変な対抗心、時々挟みこまれるTVシリーズでもあったミニコーナーも安心の面白さ。時折劇場内でも笑いが起きていました。


でも、やっぱり映画にする必要がないと思います。むしろOVAとかで出してみんなでワイワイ見てるのが一番いいと感じますよ。そんなわけなので、評価は「安心の面白さ」で内容3,「出演する声優陣が大好き」なので配役5、「TVバージョンと変わらないなぁ」と思ったので演出や映像2と1、OP主題歌がTVと同じだった時点で音楽1、トータルの得点は星3つでした。


どうしても観たいならBDが出るまで待ったほうがいいと思います。