てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】ガールズ&パンツァー最終章 第1話 ~予想以上のクオリティと笑い!…内容は無茶苦茶だけど~

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いやー、公開かなり楽しみにしていました。そして内容も大満足。新キャラのインパクトだけでなく、映像表現や音、既存キャラクターの使い方などなど、全てが面白かった!早く続きが観たい!と思わせる内容でした。ストーリー展開はあまりにも無茶苦茶で強引だけど。








※多少ネタバレがあります















☆ストーリー
まさかの桃ちゃん先輩が「留年か!?」と徹底的に周りからイジられ、実は浪人しそうだということでまたイジられ・・・そんな桃ちゃん先輩を大学に合格させるために今回から始まった大会で優勝するんだ!というのが筋書き。ちなみに大洗女学園の隊長がみほではなく桃ちゃん先輩になって実績を作ってもらおうという流れです。


でも、今回の1話は日常回と言ってもいいのではないでしょうか。いつものごとく1回戦の試合相手の学園艦に優花里が潜入する動画があったり、戦車がまだ学園艦のどこかに眠っていないか探すため、艦の下層に潜っていったら新しい出会いがあったり・・・そんな下層に潜伏する落ちこぼれの集団が今回の新キャラ。


新キャラ達と一悶着も二悶着もありなんとか仲間になった彼女たちと大会に出るんですが、第1回戦のBC学園がこれまた癖の強い人達で・・・でもBC学園のお嬢様キャラは可愛い・・・そんな対戦相手と試合中に1話が終わる、という感じです。BC学園との戦車戦は一見大洗が優勢だったのですが実はBC学園のとある工作だということが判明してからはかなりの劣勢になってしまうという怒涛の展開に手に汗握りましたね。次はどうなってしまうんでしょうか?


50分位の話なのですが、長くもなく短くもない、ちょうどよい長さですがやっぱりもうちょっと観たかった。次回2話にもかなり期待しています。


☆キャラクター
冒頭からほぼほぼ全キャラが活躍していました。ガルパンの良いところはキャラがやたらと多い割には全キャラちゃんと立ってるところでしょう。ねこにゃーも自動車部もちゃんと出てきてました。


今回は生徒会メンバー、桃ちゃん先輩がMVPですかね。留年!?浪人!?と話題をかっさらって全員が桃ちゃんを助けようと頑張るというストーリーだとは思いもしなかった。アニメシリーズや映画は「廃校を阻止」だったのに、最終章はいきなり「留年・浪人を阻止」というかなり現実的な物語になっているとは・・・だからギャップが面白すぎました。


そして2組の新キャラたち。大洗の学園艦下層に住む落ちこぼれ集団の5人組、BC学園のお嬢様。。。はっきり言って癖が強くてキャラが濃いですね。まだまだ出てきて数十分なので次の話でより個性的で面白く可愛い部分が観れればうれしいですね。


☆ネガティブな感想
大会への参加に関する動機って賛否両論あると思いますが、個人的には無茶苦茶だなぁって感じます。廃校を阻止という大きな目的の元にライバル校が一丸となって大学選抜チームと対戦した感動の劇場版の衝撃は素晴らしかった。でも、今回の最終章はそんな展開を忘れたかのような低レベルな動機。これじゃ感動はできません。


また、学園艦の下層にいた新キャラ。これも強引すぎる設定ですよね。そもそもそんな生徒たちが学園艦の下で生活していたっていう事実がまずありえないと思ったし共感できなかったです。それにBARでお酒的なものを飲んだりバーテンダーの生徒が居たりと、なんだか意味不明な展開でした。


☆総評
とにかく12月9日の公開を待っていました。そしてチケット争奪戦になんとか勝利しTOHOシネマズ上野の結構いい席を取ることができました。映画も、OPからEDまであっという間、日常回から新キャラ登場に新しい大会、そして激しい戦車戦と短い時間の中にたくさん見どころが詰め込まれていて大満足!面白けりゃなんでもありです! 人が少なくなってきたあたりにまた観に行こうかなぁって思います。


※もうアマゾンで最終章第1話のBD予約が始まっていました!


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