てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me- ~こんなにも面白いとは思わなかった!~

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「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」をノリで見に行ってきたんですが、、、いやー、驚きました。かなり面白かった!


観る前は全く期待してなかったし、よりにもよってなんでまた中二病が新作?と思ってしまいました。でも、映画の冒頭で撮影タイムがあるという新しい取り組みが気になってノリで映画館に行ってきました。


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(※映画の冒頭で撮影OKタイムがありました)


1.ストーリー

内容はTVシリーズとあまり変わりません。六花が中二病から卒業するとかしないとか、そして十花(六花の姉)が六花をイタリアへ連れて行こうとし、それに抵抗する六花や勇太たちが奔走するという内容。


でも、京都から兵庫や大阪、さらには東京から北海道と日本中を飛び回るダイナミックな展開。さらにその行き先で観光したり美味しいものを食べたり、京都アニメーションが出掛けたあのアニメのあんな場所が描かれたり、、、そして「中二病でも恋がしたい 戀」1話で六花が言ってた「お城の建物」に入ろうとしたり・・・そんな細かな演出がとにかく面白かった!


また、内容もギャグからシリアスまでバランス良く盛り込まれていました。森夏と凸守の弱みを握った十花が二人を手足のように使ったり、この二人の変な関係などなどがかなり詰め込まれているので、ギャグパートはかなりの面白さです。OVAでクリスマスパーティの後、豪華客船のデッキで倒れざまにキスをしてしまった凸守と森夏の写真を晒すぞ、と脅され西へ東へと喧嘩をしながらも仲良く?走り回る二人、この二人の変な関係が好きなのでもっとやれ!って思っていましたね(笑)。一緒にベッドで抱き合いながら一晩明かすシーンはかなりの見どころかも・・・


シリアスなパートも、勇太と六花のこれからの関係について悩んだりギクシャクしたり、十花と六花の現状について真剣に話し合ったり、さらには六花の母まで出てきたり・・・TVシリーズとはまた違った真剣な二人の関係を観ることが出来ました。

2.キャラクター

キャラクターもみんなちゃんと出番があったのは良かったですね。六花や勇太だけでなく、森夏、凸守、くみん先輩は相変わらずの活躍っぷり。さらに個人的に好きな七宮が結構なキーポジションを担っていたのは嬉しかった。中二病を捨て自分を変えるのか、はたまた現状を維持するのか。七宮は前者を選んだけど、六花にはどうしてほしいのか。そんな二人を奮い立たすためにしっかり行動できる強さ、いやー、いいキャラですね。幸せになってほしかった。


六花の母は童顔で美人。ちょっと子供っぽいかなぁ。でも娘思いの可愛らしいキャラクターでした。十花さんも厳しいけどとても妹思いの美人。そんな十花さんがこの映画の重要なポジションを最初から最後まで取り続けるとは思いもしなかったなぁ。凸守と森夏はホントにバラエティ担当。各地の美味しいものを食べたり、喧嘩したり照れたり・・・付き合っちゃえよ!と思ってしまいました。


あと、どうでもいいですが一色もあんなところで出てきたのは笑いしかなかったです。ほんと、出番一瞬だったなぁ。。。


3.まとめ

といったわけで、かなり完成度の高い映画だったと思います。「中二病でも恋がしたい」のファンなら観ておいて損はないでしょう!また、京アニの色んなアニメがところどころ出てくるのも見どころです。オススメ!



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中二病でも恋がしたい!シリーズ イラストレーションワークス -Take Your Heart-

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