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映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】未来のミライ ~雰囲気は良かった。ただ内容が意味不明~

未来のミライ (角川文庫)

未来のミライ (角川文庫)


おそらく家族愛や子どもの成長、苦悩や葛藤といった物語をを描きたかったのかと思います。でも、内容が難しすぎました。


まずコロコロ変わるくんちゃんを取り巻く世界に頭がついていかなかったです。過去や未来へと場面が変わり、さらにくんちゃんが出会うキャラクターも唐突に入れ替わります。短い時間の中でやや詰め込みすぎな印象は拭えません。


また、個々の場面やキャラクターの説明描写が少ないため、子どもが見ても多分よくわからないと思います。詳しくは書きませんが、飼い犬とか駅とか。。。赤ちゃん可愛いとか雰囲気が良いとかそういう感想なら出てきますがやっぱり観客に投げっぱなしにしたストーリーという感じではありました。


協賛企業が多かったり、キャスティングに政治的な何かを感じたりするので、細田監督もものすごく作りにくい映画だったんじゃないかな?と感じます。がんじがらめに様々なスポンサーや芸能事務所の欲望が絡み合い、無難以下の作品しか作れなかった監督の心中をお察しします。


こう描けば感動するんでしょ?と、感動を無理やり押し付けてきた気持ち悪さを感じてしまう微妙さ、そしてくんちゃんの声の不自然さなどなど、不満はたくさん出てきますが、キャスティングを見れば大作であることは間違いないようです。ある程度売れる気はします。


というわけで、私はあまり楽しめなかった、そんな映画でした。


未来のミライ (角川つばさ文庫)

未来のミライ (角川つばさ文庫)