てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】リズと青い鳥 ~原作小説の紹介~

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リズと青い鳥HGポスター(B2)


2018年に観た映画の中で最も面白かった作品は「リズと青い鳥」ですね。多分ダントツに面白かったし感動したし雰囲気も演出も質が高かったと思います。TVアニメシリーズが放送されているときからずっとファンだったので、今年トップの言うのはある種予定調和かもしれません。でも、他の映画でここまで感動した作品がなかったので私の中では1位にしています。



そんなリズと青い鳥ですが、原作小説を読んでる人って周りにあまりいないんですよね。原作小説のタイトルは「響け!ユーフォニアム」なんですが、私はこの作品を小説で追っているのでよりアニメを楽しめてるなぁと思っています。例えばリズと青い鳥後半の鎧塚みぞれがリズと青い鳥第三楽章をソロで吹くシーン。ここの文章表現はまさに怒涛。


ソロの力強さと迫力を文章で広げながら、周りを取り巻く部員の心理描写で底を支える見事な2ページ。これはアニメ動画とはまた違った趣があります。



ちなみに、リズと青い鳥の内容が書かれているのが「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編・後編」なんですが、リズと青い鳥がメインというわけではなく、久美子たちが2年制に進級し新しい体制となった吹奏楽部での物語の一部という感じです。新しく入部してきた後輩との関係や新部長・副部長の苦悩などなど結構読み応えがありますね。


特に、久美子と幼馴染のトロンボーン担当の秀一との関係であったり、1年前とは打って変わって強豪校になった北宇治の立ち位置の変化などなどTVシリーズ以降の気になる物語が書かれているのでファンなら買いかなぁと思います。


余談ですが、久美子と秀一の関係については「響けユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話」最終章に載っています。このシーンを読みたいがために購入したのを今でも覚えています。



そんなわけで、2019年4月に公開される響けユーフォニアムの劇場版新ストーリーを今のうちから予習するためにも、前編後編は読んでおいたほうが良いのかなと思います。



TVアニメ「響け! ユーフォニアム」 オフィシャルファンブック

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響け!ユーフォニアム2 コンプリートブック

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このマンガがすごい! Comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏 1

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