てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。~ただの総集編じゃない!~


入場者特典がティッシュ箱でした。泣いてもいいんだよ、という運営からの心遣い、素晴らしかった。TVシリーズの総集編+その後の描写という映画でしたが、涙を抑えることができませんでした。


各シーンをつなぎ合わせた内容ですが、所々に新しい「TVシリーズその後」のお話を差し込んでいくという構成だったため新鮮な気持ちで全て見ることができました。特に、新しいシーンの回想みたいな感じでTVシリーズの場面が都度出てくるので、毎回感動させられてしまいましたね。


じんたんやあなる、ぽっぽが一つのゲームを通じて過去の楽しかった思い出を取り戻すシーンや、ゆきあつのめんまへの想い、つるこの素直になれない心境の変化などなどがぎゅっと映画サイズに丁寧に詰め込まれている良作です。この映画を観つつ、気になった場面があればTVシリーズを見直すというのが良い楽しみ方だと思います。


というわけで、あの花TVシリーズを観たことがない方は作品全体像を短時間で観ながら楽しむことができ、TVシリーズを観たことがある方は作品を思い出しつつ新しいシーンを楽しめます。老若男女、作品のことを知っていても知らなくてもオススメしたい、そんな作品です。


※余談
実際にこの作品の舞台である秩父へ行って、各シーンの舞台を巡ったことがあるのですが、やっぱりどこを歩いていても感動できますね。特にキービジュアルでも描かれている橋だったり、その下にある階段など有名なシーンの聖地に立ってみるとあたかも作品内に入り込んだかのような感覚になれるところが楽しいんです。映画を観た直後に行ったのですが、街を歩いているとどこかにキャラクターが居るんじゃないかって思ったりしました。


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