てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】インディペンデンス・デイ:リサージェンス 〜内容が薄すぎる…ショボすぎるダメ映画〜

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※少しネタバレ含みます








多分、前作を見ていないと「誰?このキャラクター?」ということになってしまうと思います。ジェフ・ゴールドブラムの父役の人や前の大統領、そして前作で敵の宇宙人に掴まれて意識を失った博士などなど、キーマンがほぼ全部前作のキャラだったため、その説明が薄いので初見の方は内容がよくわからなかったのではないかと思います。


また、唐突に始まる月面でのミッションもよくわからなかったし、前作で撃退した宇宙船付近に住み着いている部族の話は意味不明でした。


特にダメだと思ったのは、前作とは比べ物にならないくらい大きな宇宙船が地球に攻めてくるのですが、アメリカ以外の各国のシーンはなくかなりアッサリと描かれていたところです。もっと言うと、とにかく大きな宇宙船と人類が激突する話とおもいきや、一部の隙間から宇宙船内に侵入するシーンがあるだけ。


最後は大きな宇宙船は放っておかれ、敵の中心(女王)が単独で攻めてくるのを撃退して終わりみたいなショボすぎるエンディングでがっかりしました。前作は全世界が宇宙からの侵略者たちに全力で挑む壮大なスケールが魅力的でしたが、今回はアメリカのほんの一部で起きた内輪の小さな宇宙戦争というんでしょうか? ホントに残念なB級映画に成り下がっていました。


壮大なスケールの映画だと思って見に行くと、ほぼ間違いなく失敗したと思うでしょう。無名の役者が出てる無駄に豪華に装飾されたハリボテだらけのB級映画と思って暇つぶしに見に行く感覚で行ってください。多分我慢できるのではないかと思います。


あと、やっぱり前作見てないと辛いですよ。見てないとホントに意味不明というか面白さ半減まちがいなしです。どうしても見たいと考えておられるなら、ぜひ前作を見てから見に行ってください!