てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

非効率的な求人のルールをどうにかしてほしい

確か法令で規制されたんですよね。求人広告に年齢制限を設けることや男女の区別をして募集をかけることなどです。最近リクナビやマイナビといった求人広告をよく見ますが、男女に関する区別は一切なく、年齢制限も書かれていないことが多いです。

 

しかしこれは本当にやりにくい。年齢制限が書かれていれば、どんなに興味を持っている企業であったとしても自分が条件を満たしているかそうでないかを一瞬で見分けることが可能です。しかし、書かれていない場合は興味があれば応募してしまいます。そして先方の人事側が裏で持っている採用基準に基づき判断され落とされるわけです。

 

始めから年齢条件を開示してくれていれば、このような応募にかかる時間や労力が無駄になりません。ウェブでの応募が主流とは言っても、志望動機や様々な考えの入力、自分の経歴作成などかなりの労力を必要とするのが現状です。だからこそ、初めから無理だと思える基準をはっきりと示してほしいわけです。

 

さらに、企業に応募したあと説明会や筆記試験に呼ばれることもあります。これらが終わったのちにエントリー情報をチェックして判断する企業も多々あるため、応募、説明会参加、筆記試験など無駄な時間や労力をたくさん費やすことにもなりました。法令規制に基づく活動のしにくさ向上は、改悪以外の何物でもありません。

 

その点、転職エージェントを利用するとこのような労力が若干減ります。エージェントが企業側の意向を深く収集している場合は、求人広告に書くことのできない年齢条件や性別要件などを踏まえて紹介してくれるからです。まぁ、自分で興味のある求人を探したりエントリーしたりすることができないので良し悪しはあります。

 

就職活動は人生の節目に大きな影響を与える行動です。だからこそ、より活動しやすい環境を整備するための法整備をお願いしたいですね。

 

ヘンな求人広告

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