【人】飲みニケーションに断固反対したい
「断わる力」を身につける!―正しく断れる人が信用される (新講社ワイド新書)
- 作者: 斎藤茂太
- 出版社/メーカー: 新講社
- 発売日: 2009/05/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
会社で飲み会が開かれる際によくこんな説明(言い訳)を聞きます。それは「お酒の席は上司部下のコミュニケーションをより円滑に行うための良い機会だよ」というものです。多かれ少なかれ職員同士の交流を活性化させるために飲み会を頻繁に開いたり、社内イベントや社内サークルなどを使って交流させたりすることが行われているように思います。私はこういった風潮、文化に断固反対したいですね。
まず大前提として言いたいのは、職場内のコミュニケーション向上や職員間関係を良好にするのは「仕事中」であるということです。仕事時間中に実現不可だから飲み会を開いて仕事外の時間を奪い半ば無理やり交流を作ってしまうことは思考停止だと思ってます。職場内の人が全員すべからく飲み会が大好きなわけでもないし、プライベートでたくさんやりたいことがあるはずなんです。そんな時間を奪い仕事中に実現出来なかったことを時間外に実現させようとする考え自体が甘いとすら思います。
また、飲み会ってやつは仕事が終わってから約2~3時間程度夜の時間を使って行われます。終わるのは22時になることも少なくありません。ある人は家庭を顧みず飲み会に行き、ある人はやりたい勉強や読みたい本を読む時間を捨てて飲み会に行っているわけです。これはものすごく大きな機会損失ではないでしょうか。
確かに飲み会で得られるものも多いかもしれません。普段接しないような職員の方と交流ができることや、上下関係の枠を超えて会話をすることができる点など、コミュニケーションを多くとることができる点はメリットかもしれないです。堅苦しい儀式のような挨拶や乾杯の音頭、グラスが空になったらすぐに次のお酒を頼まなくてはいけないゲームのような注文、面白くもない話に笑顔で頷いてあげる首カクカク地獄などを楽しめるのであれば最高の空間でしょう。
しかし、失うものも大きいです。ちなみに私が飲み会に参加しない理由はこれからご紹介する2つの失いたくないものがあるからなんです。そんな失いたくないものは「1.お金、2.時間」です。飲み会1回につき4000円程度飛んでいきます。そして約3時間という時間も無くなります。また私は上記に書いたような飲み会を全く楽しめる素質がありません。もともと仕事中に関係づくり等を行うべきだと思っていますし、プライベートでやりたいことが山のようにあります。乾杯の音頭や挨拶なんてこの世から無くなってしまえばいいのにと思っている上に、自分のペースでお酒を飲みたい人です。4人以上で飲み会を開くのが嫌いだったりします。
だからこそ、仕事後に貴重な時間とお金を浪費して開催される飲み会なぞやらずに、朝や昼にちょっと豪華な外食を楽しめるような文化がもっと根付いてほしいなと心より思う次第です。
- 作者: 内藤誼人
- 出版社/メーカー: ゴマブックス株式会社
- 発売日: 2010/08/31
- メディア: Kindle版
- 購入: 2人 クリック: 2回
- この商品を含むブログを見る