てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】ゲキ×シネ「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」 ~ノリにノれる舞台映画!~

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バルト9で予告編映像を見て「なんか無条件に楽しめそう」と思い公開1日目に見に行ってきました。歌ありダンスありシリアスな芝居もありと予告編の面白さや楽しさが抜群だったので、本編もそんな感じで楽しめるかなぁと期待していました。さらに、舞台装置が凝りに凝られておりド迫力の勢いと派手さと笑いに満ち溢れたミュージカルにも興味があったんですよ。舞台を観たことがない自分としては、まず始めの入り口として舞台の映画ってのが最適かなぁとも思ったわけです。


観た率直な感想は、タイトルに「Ⅲ」とあったんですが特に前作とつながりがあるわけでもなく(あったのかもしれないけど)違和感なく楽しめました。また、舞台の公演を映画として編集しただ流すだけだと思っていたけど文字やグラフィックといった様々な演出や、そもそもの舞台の熱い臨場感や迫力を大きなスクリーンで楽しむことができかなり楽しかったです。役者陣が歌う曲も良い曲ばかりで、さらに歌唱力やダンスも見応えがあり大満足という感じかな。


そして、なんというかいい意味で適当さの込められたキャラクター設定やミュージカル調の曲の数々もクオリティが高く、さらに所々に散りばめられたコメディも面白くこういう映画もいいもんだなって思いました。歴史物なのにもかかわらず時代劇っぽくない雰囲気や言葉遣いが全体の雰囲気にマッチしていたのも面白い。全体としてコメディタッチだけどシリアスに決めるところはしっかりと決める。メリハリがはっきりと見える舞台でした。


次は、映画としてだけでなく舞台を観に行ってみたいですね。目の前で役者陣が歌い踊る演技を観て楽しむのも面白そうです。私にとって新しいエンターテインメントを見つけることが出来た素晴らしい映画だったと思っています。


五右衛門ロック standard edition [DVD]

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