【筆】試験本番中に民法を捨てるという選択肢
郷原豊茂の民法まるごと講義生中継〈2〉債権編 第5版 (公務員試験 まるごと講義生中継シリーズ)
- 作者: 郷原豊茂
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2012/10/04
- メディア: 単行本
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私は国家Ⅱ種試験本番で民法Ⅱを捨てました。1年以上毎日勉強していましたが本番でどうしても5問中4問解ける気がしなかったのであえて選択しないという選択をしました。
専門科目の中で最も時間をかけて勉強したわけですが、本番ではいとも簡単に捨て去りました。公務員試験において専門科目を複数選択して回答するタイプの試験であればこういうことを瞬時に判断しなければなりません。専門科目の試験時間は確か3時間近くありますが迷っていると時間だけが過ぎ、焦りと不安に襲われ本来の力を出せなくなるかもしれません。だからこそ、「無理だ」と判断したら勇気を持って切り捨ててください。
私の場合、民法Ⅱを切ったことで結果的に良い成果が出ました。試験後に答え合わせをしてみたら切り捨てた民法Ⅱが5問中1問しか正解出来ていなかったので捨てて正解でした。
受験勉強の過程で民法を初めから切り捨てるなんてことは絶対にしてはいけません。いくら苦しかったり逃げ出したかったりしても民法は得点源なので捨てるのは危険です。しかし試験本番中は別です。最も合格に近づくであろう科目を戦略的に取捨選択してください。毎年どの科目が簡単でどの科目が難しいか誰も分かりません。
そのため、試験本番中にどうしても半分以上解けないと思った科目は思い切って切ってしまい、別の得点できる可能性が高い科目に集中するほうが良いと思います。ここでは運も左右されます。でも、その運を味方につけるためには「捨てる」という決断力が最も必要です。ではでは。
公務員Vテキスト〈1〉民法(上)―地方上級・国家一般職・国税専門官対策 (公務員Vテキスト)
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