てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

体育会系の組織を排除するには?

体育会系の組織。敬遠されがちですが結構日本の企業はこうだと思います。年齢で上下関係が決まる。上の言うことは絶対。飲み会大好き。。。そして、こういう考えや風習を 「当たり前」 だと認識していること。こんな組織です。

 

確かにこのように書けば嫌な組織だと思われるかもしれません。しかし、日本の組織で体育会系な風土がたくさんあるということは、それだけ合理的なシステムだと言えるでしょう。効率的に組織を動かすことができ、ある意味能力が無くとも年上は敬われるので過ごしやすい組織だとは思います。

 

しかし私はこういう組織が大嫌いです。年齢が高かろうが低かろうがそんなものはどうでもいいって思います。要は何ができるか、何をしてきたか。そういった経験や能力、リーダーシップに魅力を感じ、ついていきたい、敬いたいと思うわけです。年齢が高くても能力が低く何もしていないような人は敬えないし従いたくもないですね。体育会系というよりは、年功序列が徹底されている組織なんてもってのほかだって思ってます。

 

 

では、どうすれば体育会系の組織から脱却できるのでしょうか。そもそもする必要がないという意見は置いといて、私が嫌いなこういう組織体系を変える取り組みについて考えてみます。

 

最も大切なことは、職員のマインドを変えることだと思います。いくらシステムを変えたところで、中で働く人たちの意識が変わっていないと組織は何一つ変わらないと思います。だからこそここを変える。具体的には、上のポジションに行くに連れてしたのポジションに敬意を払うようにする。下のポジションに対しては敬語を徹底する。要は権限以外は逆の人間関係にするということです。

 

また、絶対に怒らないことも必要です。同じフロア内で大声で怒ってるバカな上司がたまにいますが、これは絶対にやってはいけないことです。大声で怒ることは、怒られている人だけでなく周りの人間にも悪影響を与えてしまいます。だから、大声で怒っている人は能力の低い人なわけです。さらに周りの部下たちが萎縮してしまいます。悪影響しか与えない行動なので、これを徹底して排除することが大切です。

 

あとは、部下だろうが上司だろうがお互いの人間性や考え方を尊重し認めることです。プライベートを侵害されたくない、飲み会が嫌い、社内行事なんて行きたくない等々、よくあると思います。そんな考えに対し、そんなことじゃ社会ではやっていけない、と否定するのではなく認めてあげることが大切です。上の意見が絶対、という考えを改め誰の意見でもそれは個々人の価値観なんだからまずは認める、というスタンスをもった人たちで仕事ができるような環境を作れればいいなって思うんです。

 

ある意味仕事はお金を稼ぐための手段でしかないわけです。そこに過度な人間関係や上下関係なんてある必要はないと思うんです。もっと軽く働きやすい風土を持った組織を実現していきたいものです。