情報化社会に適応する人材を育てるための教育ってどうすればいいのか?
Amazonの 「1Clickで今すぐ買う」 って怖いですね。このボタンをクリックしたら購入完了。間違えて押しちゃっても購入完了。購入完了の前に 「購入しますか?」 といったワーニングウィンドウが出てもいいのではと思ったりします。
最近はほんとうに便利な世の中になりました。インターネットを通じてなんでも購入できる上に、その日のうちに購入したものを届けてもらうこともできます。部屋から一歩も出なくても好きなものを手にすることが可能なわけです。だからこそ、その便利さに潜む怖さをもう少し我々は学ぶべきだと思います。
クリックすることが購入すること、お金が減っていくことなんだよと教えなければいけませんし、自分自身もそのリスクを常に気に留めておく必要があります。あまりにも簡単なため、この売買行為の基本ルールを忘れてしまっていることも多々あるのではと危惧するような事件も起こっています。巷で話題となったソーシャルゲームなどもそうです。ITに関する基本的な知識や使い方、お金との関係を小学生のころから教えないといけない時代がもう到来していると思います。
私は義務教育とは社会の中で生きていくために必要不可欠な知識を薄く広く学ぶ場であると捉えています。つまり、社会の構造やシステムが変われば変わるほど義務教育のあり方も変わらなければならないわけです。教育行政や教育現場も常に社会の動向を学び対策を講じないと良い人材なんて生み出すことができなくなります。
と、固いことを色々と書いてしまいましたが、こんなことを思ったのは単純にAmazonの1クリックで購入完了するやり方にイラっとしたからであって、大したことはないんです。しかし、この1クリックから考えるIT社会と日本人のITとのふれあい方は今後より一層考えなければいけないのかなと思ったりします。