てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【概】試験本番当日ってどんな感じなの?

公務員試験 社会人基礎試験[早わかり]問題集 2019年度 (早わかりブックシリーズ)

公務員試験 社会人基礎試験[早わかり]問題集 2019年度 (早わかりブックシリーズ)


そろそろ自分が公務員試験を受けるんだ、という確固たる意志が出来てきたころではないでしょうか? 去年から勉強をしている方々にとっては専門科目や教養科目を複数教科もうすでに学び終わり、現在は問題演習に明け暮れているかと思います。1月から始めた方々は、教養科目や専門科目の数に押しつぶされてしまいそうになりながらも徐々に確実に勉強を進めておられるところでしょう。


でも、いくら勉強をしてもなかなかイメージできないこと、それは試験当日の雰囲気や気分、午前中と午後の感じなどなど。まぁ、試験会場もまだ決まってないので分かりようが無いとも思いますが、それでもある程度当日の状況を知っておくことはプラスになると思います。


というわけで今回は、試験当日の言葉にしにくい雰囲気や心境の変化を私の経験をもとに書いていきましょう。



1.試験前日
はっきり言って落ち着きません。いつもどおり勉強をするも、これでいいのか、他にやるべきことは・・・と右往左往しがちです。でも、こんなことでパニックになっても意味がありません。覚悟を決めて、時事や論文の要点を見直したらマッタリゆっくりするのが一番かもしれないですね。


かくいう私の場合は、いつもどおり予備校に行っていつもどおり勉強をし、いつもどおりの時間(21時ごろ)に予備校を出て帰宅していました。ま、皆さんが最も納得のできる過ごし方をすればいいんじゃないでしょうか。


2.試験会場
大概はどこかの大学です。私が受験した時は、国家2種は「関西大学」、国税専門官は「大阪学院大学」、大阪府は「大阪府立大学」、国立大学法人は「大阪大学」、裁判所事務官は「大阪産業大学でした。


ここで注意すべきポイント、長そでの上着は持っていくべきです。私が受験した時は空調のほぼ隣の位置の席になったため、終始冷房に当たり続けていました。うん、寒かった。だから、服装はこういうアクシデントに耐えられるようなものにしておくのがベター。


あと、そこそこスーツを着て受験しに来る人もいますが私服の方が良いですよ。あんな堅苦しい服装でベストが出せるのならいいですけどね。。。ちなみに 私は全ての筆記試験に私服で参加し合格しています。


3.試験当日朝
送れるのが怖いし寝坊するのも怖いので目覚ましは複数かけておきました。そしてさっとシャワーを浴び軽食を食べて試験会場へ出発。試験開始の30分前くらいに着けるようにしておけばいいと思います。会場に早く着きすぎても緊張感が増すだけ。単語帳のようなものを見つつ最後の追い込みをするのもいいですが、私はそれよりも何か食べることを優先してました。


また試験会場の最寄駅に着くと、試験会場までの道にはたくさんの公務員試験予備校スタッフがチラシやパンフを配っています。最後におぼえるべきポイントはこれだ! とか、試験後解答速報会を開きます的な案内などなど見ておいて損はありません。たまに、悪徳業者があたかも試験監督のような装いをして個人情報を書かせようとしてくるときもありますが、完全無視でイイです。試験会場の中に入るまでに何か指示をされたりすることは基本的にありえませんので相手にしないようにしてください。


4.教養試験開始直前
試験監督からの試験の説明があります。マークシートの書き方とか開始時間と終了時間とかその程度。適当に聞き流してください。そういえば私が受けたとき、試験監督が黒板にいろいろと試験の説明を板書するんですが、開始時刻か終了時刻の漢字をもろに間違えていたのでそれが最後までずっと気になってました。


そして、説明終了後から試験開始までの1〜2分。静まりかえる会場。刻一刻と短いようで長い時間が過ぎていき、「始め!」の号令のあと一斉に試験がスタートします。


5.教養試験中
焦っているようで落ち着いているもんです。試験問題の解く順番なんて何度もシミュレートしているわけですし、見覚えのある問題もたくさん出てきます。数的推理も試験本番では案外解けます。あんなにも難しいと思っていた数的推理の暗号のような問題すらさらっと解けてしまいます。どうしても難しく解けない問題はみんな同じように解けませんのでご安心を。焦らずゆっくり確実に問題と向き合うように私はしていました。


また、教養試験は結構時間いっぱい使うことになります。私は全部解き終わったら、わからなかった問題はそこそこに少し迷いのある問題をピックアップしてじっくりと考えていました。1番か2番か。。。迷っても答えは出ない。。。と試験終了直前までじっくり考え答えをマーク。皆さんも多分こんな感じで教養試験を終えることになると思います。


6.昼休憩・昼食
まず言いたいのが、教養試験の見直しは一切しないこと。凹むだけです。そんなことに時間を使うくらいなら午後の専門試験や論文試験の対策をすべきです。あとは昼食。事前に必ず購入しておいてください。コンビニは混みますし飲食店もオープンしてない場合が多いです。わざわざ外に出て買いに行くのも時間がかかります。あらかじめ購入しておくのがベスト。


また、結構昼の時間は長いと思ってください。だから食事後は時間が結構あまりますので、適当に本でも読むなり勉強するなりしてリラックスするのが良いと思います。私は音楽やラジオを聴きながら甘いものを食べてました。。。


7.専門試験中
教養試験とは打って変わり、分厚い問題集が配られます。国家一般職なら8科目(でしたっけ?)、国税でも選択式です。そして試験時間は3時間近くあるので、私の場合は勉強をした全科目を解きました。


はっきり言って試験のレベルは運次第です。私が受けたときは民法2が物凄く難しくて、マクロ経済学が受験生をなめるな!と思えるほど簡単でした。また、政治学社会学がそこそこ難しく、経営学は得意だったので楽勝。憲法は何も感じず行政法も無難に解答終了。政治学などの行政系専門科目だけが足を引っ張ったかなと感じた専門試験でした。


ここで当日の雰囲気や感じを言葉にすると、途中退室が物凄く多いです。記念受験生は1時間もかからず問題を見終わりますのですぐにいなくなります。私のような勉強をしてきた受験生でも、覚えてきたことをアウトプットするだけなので2時間もかかりません。私は1時間半で問題を解き終わり見直しも十分に行い退室しました。しっかりと勉強をしてきた受験生は時間がかなり余り、残りの時間どうしようかなぁと必ず迷うと思いますので、見直ししてもうこれ以上は何もできない!と思ったらさっさと退室すればいいと思います。


8.試験終了後
千人規模の受験生が一斉に最寄駅に向かって帰っていきます。物凄く混むんですよ。そして、その帰り道にも予備校のスタッフが解答速報や様々な案内を配っています。


私の場合は友人たちと合流し、大阪駅まで行って飲みに行きました。そこで試験の感想や愚痴を言ったり、試験の解答速報がLECやTACから出されますのでそれを一緒に見つつ一喜一憂してたような記憶がありますね。


9.帰宅後
落ち着かないんです。だからネットの掲示板や各予備校の情報を見つつ試験の難易度や解答をチェックしまくり、いつの間にか寝てるという感じですね。翌日には正式な解答が発表されるのにもかかわらず、試験当日の夜にいろいろネット上を右往左往しちゃうわけです。多分これはみんなそうだと思います。



といった感じですね。試験本番当日の雰囲気ってなんとなくわかってもらえましたでしょうか? ま、私の経験をもとにした感想なので一概にみんなこうなるとは言えませんが、最低限の雰囲気だけでも伝われば幸いです。


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