てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

公務員試験に関する質問にお答えします【その1】

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はてなブログをやる前からかなり長い間公務員試験対策関係のブログを書いてます。というか公務員試験の受験生時代は勉強の苦悩や感じたこと、官庁訪問等の記録を書いてきました。また、GREEがゲームではなくmixiのような交流サイトだったころに作った「めざせ公務員.com」というコミュニティを10年くらい管理していたこともありました。


そんな様々な場所から公務員試験に関する質問を頂くことが結構ありました。試験内容のこと、勉強方法について、そして公務員としての経験談などなど。それら質問に随時お答えしていましたね。そうこうしているとよく頂く質問って数パターンしかないなぁということ。みんな聞きたいことってだいたい同じなんですよ。


というわけで、これまで頂いた質問の中で多かったものを今回は3つご紹介します。



1.公務員試験の筆記試験はスーツで行くべきですか?

結論:私服で良い場合がほとんど。


私服でいいっすよ? 特に国家公務員採用試験の筆記試験なんて数千人会場に集まるんです。そんな人たち一人一人のチェックなんて出来ないししないです。それに、国家公務員採用試験の点数配分や評価基準は公表されています。その中に「服装」なんて項目は存在しません。


もし本気で不安だったり、勉強に集中できないのであれば役所の試験担当に電話で聞いてみてください。


ただ、地方公務員試験の中でも町役場といった比較的小さな自治体の場合はどうかわかりません。スーツ至上主義といった古い考え方を持つ担当者がいるかもしれません。だから、そういった自治体を受験する場合はスーツで行く方が無難かもしれないですね。


2.予備校はどこに行くべきですか?

結論:DVD受講が出来て自習室の席を確保しやすく、自分の行動範囲内に複数校舎がある予備校(個人的にはTAC推奨)。


私は生講義を重要視していません。それよりも、自分の都合の良い時間に受講でき、気になる箇所は何度も繰り返し聞け、いらないところは飛ばして時間を節約出来る受講形態であるDVD受講が最も効率が良いと思ってます。


だから、この形態で受講ができる事が第一条件。そして、自分の行動範囲に複数校舎があることで自習室の席を確保する機会が増えます。また、自分の都合に合わせて受講する校舎を変えることもできるため、自分にとってある程度わがままに学ぶことが可能です。


このような予備校は、自分がお薦めするTAC、他だとLEC大原といったところがありますね。


3.既卒、職歴無しでも公務員になれますか?

結論:しっかりと対策し、アウトプットも的確にできれば十分採用されると思います。


募集要項に記載されている年齢制限の範囲内でありその他受験資格を満たしていれば大丈夫でしょう。一定基準以上の点数と面接での評価、官庁訪問等の印象等が良ければ採用されると思います。実際に私も26歳職歴3か月(無いようなもの)だったけど合格できました。


確かに能力や印象が同水準であれば高年齢より若い人、男性より女性を取る傾向が高いのかもしれません。今国家機関は女性の登用が世界的に見て低い水準であることを気にしているだろうから、女性の採用を積極的に行っていくと考えられるからです。また、若いほうが役職を上げる前に様々な経験を積ませることができるので、同水準であれば若手を採用する可能性は高いと考えられます。まぁ、私個人の勝手な意見ですが。


でも、点数化できる試験は置いといて、人を評価し採用を決めるフェイズに移ると言語化できない複雑な価値判断がなされます。そして、組織の課題や問題点を解決すべく採用活動を行うのであれば、その時々の状況にあった人物で、かつ将来的に活躍してくれそうな資質を持つ人を採用したくなりますよね。だから、その場合の価値判断基準に年齢という物差しを置くことははたして妥当なのかどうか私にはわかりません。


ま、そんな採用に関する議論は置いといて、確かに不利かもしれませんか対策次第で十分採用される可能性はあると思います。私も不安でしたが案外なんとななりました。とりあえず今は前向きに目の前の勉強、そして面接対策に打ち込んでください。



ではでは!



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