てるめめブログ

映画の感想、そして仕事を通じて感じる「組織」の異常さを自分なりの目線で書いていきます。

【映】ワイルド・スピード/スーパーコンボ ~アクションもユーモアも爽快で豪快!~

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実はワイルド・スピードシリーズをこれまで観たことがなかったんですよ。でも、ドウェイン・ジョンソンが好きだしタイミングも良かったので観に行ってきました。


1.ストーリー

ぶっちゃけ初めの方はよくわからなかったです。このキャラ誰?とか、どういう世界観?とか、そもそもドウェイン・ジョンソンは何の役?とか。それに、ジェイソン・ステイサムの役とのこれまでの経緯もわからなかったので若干置いていかれた感は感じました。特に、収監されているジェイソン・ステイサムの母親もなんかすごい人?って感じを匂わせていましたが結局何なのかわからず。

でも、はっきりいってそんなことはどうでも良くなりましたね。序盤の今回の映画の鍵になるアイテムの強奪シーンや、悪の組織に単身入り込んで悪党たちをボコボコにするシーン、まちなかでド派手なスポーツカーとバイクのカーアクションを観てると細かなストーリーなんてもはや二の次。

ストーリーは単純。強奪された人類を破滅させる「ウィルス」を奪いに来る敵と対抗するドウェイン・ジョンソンたち。それだけです。その対立が世界を股にかけて行われているという大きなストーリー展開、いやー、面白くないわけがない。

2.敵対する役

敵側の、無敵の改造人間「ブラックスーパーマン」がカッコいい!悪の組織に改造されてぶっ飛ばされてもバイクでトラックに突っ込んでもびくともしないブリクストンというキャラですが、過去になにかジェイソン・ステイサムと何か因縁があったみたいですが、こいつが序盤に強奪された人類を破滅に向かわせるウィルスを奪いに敵となって立ちはだかります。

こんな無敵野郎にムキムキのドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムが銃器を使わず己の肉体で立ち向かっていく泥臭い戦闘シーンはかなりの注目シーン。科学技術が高度に発達したこの時代の中で、最終的には拳で語り合うアナログな展開を魅せるワイルド・スピード、だから面白いんですよ!

3.カーアクション

とは言いつつも、カーアクションも素晴らしい。化学工場の中をバギーや巨大なトラックが走り回り破壊しまくり、街中では車高の低いスポーツカーがトラックの下をスピンしながらくぐったり、サモアではヘリコプターと車をチェーンで繋いだド派手な攻防戦があったりとかなりのアクション過多!ストーリーも勧善懲悪なのでスカッとすること間違いなし。

スーパーカーで狭くて細い道を縦横無尽に走り抜ける後ろを3台のオートバイが追いかけるスピード感は爽快。巨大なトラックをスピンさせて周りに迫る敵の車を突き飛ばすシーンは豪快。アベンジャーズのような非日常でSFすぎるアクションも好きですが、こういう実際に起こすことが可能な技術を使ったド派手なカーアクション映画って別の魅力がありますよね。

そこらの雰囲気映画とは違い、ただ楽しい、ただ爽快、ただ豪快な映画でした。


※ファンとしての一言

ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのコンビ、カッコいいですね。男の魅力、大人の魅力、ポジティブな考え方などなど、こういう大人になりたいものです。